読者のみなさんの中で、以下の事柄について、何か知っていられる方がいらっしゃいましたら、御教示頂けないでしょうか?
質問1 稲の若い茎の中に納められた“開花前の稲穂”を食用として利用している例。=「朝と夜のはざまで:第91回」参照。
質問2 麦菜(マイツァイ/「油麦菜」)。近年、中国各地で大人気になりつつある、中国野菜。いわゆる“青菜”の一種ですが、ほかの青菜類がナノハナの仲間(アブラナ科)なのに対して、近縁のレタス(中国名:生菜)と共に、タンポポの仲間(キク科)で、日本各地の路傍などに普通に見られる雑草のアキノノゲシLactuca indicaを品種改良したもの。日本に於ける「麦菜」の普及実態、あるいは「アキノノゲシ」を食用とする例。=「朝と夜のはざまで:第23回」参照。
左写真(雲南省河口):左「生菜=レタス」、右「麦菜=マイツァイ」。右写真(湖北省恩施):左3「麦菜」、右「生菜」。
質問3 「白い実の野生苺(ワイルド・ストロベリーの一種/Fragaria nilgerrensis)」)は、日本に於いて、食用あるいは観賞用として、市場に出ているのでしょうか? 別属で食用には適さないヘビイチゴ類の白実品種でも、栽培ストロベリー(いわゆる「オランダ苺」)の白い変異品ではなく、もともと白い実のなる、本物の野生ストロベリーです。=白い野生イチゴ(ジオログの過去記事 14~30
質問4 雲南省北部産の“黒いミンミンゼミ” Hyalessa(=Oncotympana)sp.「スミイロミンミンゼミ」.の学名(種小名)。=朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第95回)
朝と夜のはざまで My Sentimental Journey (第96回)
質問5 ヤクシマリンドウGentiana yakusimensisが台湾玉山に産するということについての真偽。
質問6 野生司千明さんの近況。
質問7 「涙くんさよなら/Good-by Mr,Tears」(浜口庫之介作詞作曲)は、1965年夏に、日本グラムフォンレコードからJohnny Tillotosonの英語盤(B面日本語)がリリースされ、同年秋に大ヒット、1969になって坂本九盤がリリースされています。しかし、この楽譜の販売権を持つ“新興ミュージック”から発売されていた月間音楽雑誌「ミュージックライフ」の同年春の号に、坂本九盤が東芝から、Johnny Tillotoson盤がグラムフォンから発売される、という広告(正式なものではない?)が出ています。この時、坂本九盤は実際にリリースされたのでしょうか(Johnny Tillotoson盤は、その案内から数ヶ月遅れで発売)。また、坂本九盤は、リアルタイム(1965年?1969年?)で、実際にヒットしたのでしょうか? =「ElvisとBeatlesのはざまで:第00回」参照。