とても寂しいニュースです。
JR東日本・久留里線の久留里-上総亀山間の廃線が決まったとのこと(まあ、よく今まで存続していたとも言えますが)。
前回、僕の“故郷”は兵庫県、屋久島、中国である由を記しましたが、千葉県の房総丘陵も故郷のひとつですね。1974年からの10年間、東京大学農学部の千葉演習林に入りびたりで過ごしていた(もちろんニセ学生です)。殊に郷台宿舎から、猪川沿いに上総亀山、そこから電車に乗って3駅目の、久留里。数年間、毎日のように行き来していたのです(主にヒカゲチョウの仲間の調査)。ある意味、僕にとっての青春の地と言えるかも知れません。
実際の故郷が兵庫、第二の故郷が千葉の清澄山中、第三、第四が、屋久島、中国、というわけです(小笠原を入れても良いかも)。
明後日11月30日から、4年ぶりに中国へのノービザ入国が解禁されます。資金の目途がつけば、すぐにでも飛んで行きたい思いがあります。その前に「屋久島の植物」を完成させておかねばなりません。一分一秒たりとも時間を無駄には出来ない。にもかかわらず、TVやSNSで延々と引っ張り続ける“斎藤劇場”に、僕もついついズルズルと引きづけられてしまって、ニュース番組にへばりついている次第、我ながら情けない限りです。まあ故郷の話題だから仕方がないのですが、、、、。
「真実は一つではない」「正義が諸悪の根源」、僕の結論はその一言。
ここ数日は、PR会社社長の枝川楓さんと、斎藤知事の「見解の違い」についての報道。女性社長の立場からすれば、欠席公開処刑みたいなもの。それで良いのだろうか?
SNSのほうには顔も名前も出ているのだけれど、テレビでは、顔を隠しで、名前もイニシャル。亡くなった告発者の西播磨県民局長の渡瀬さんの場合も、メディアは頑なに名を出さずA氏で通しているわけですが、これ、人権を配慮して、なんですかね? 逆に、「臭いものに蓋」的な、上から目線の不愉快さを感じる。隠すのだったら斎藤さんの顔も隠すべきでしょうに(立花氏の顔は黒塗りを望みます)。
ある番組では、某プロレスアナや政治評論家が、「些末ではなく、本質的な問題点に向き合うべき」と、力説していた。僕も同意します。
ところが、(TV画像で出演の)選挙コーディネートの専門家たる女性有識者が、ひたすら女社長(楓氏)を非難し続けていた。非難することは良いのです。指摘は間違ってはいない。
曰く、この女社長は全くの素人である、選挙のコーディネートに際しての大原則は、影に徹することである、表に出て内実を喋るなど、もってのほか。無知であり、大変な罪人であると。
そのこと自体は確かにそうなのでしょうが、換言すれば「悪事はバラしちゃいかん」と言っているだけなんじゃないでしょうか。なんかムカつきます。