現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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孟子 梁恵王上

2018-09-01 | ほんとうのところは
孟子が詩経を引用して、他人有心、予忖度之 この句の意味内容が解釈される。忖度は、王の心づかいである。上から下への推し量る心、思いやる心を指している。  梁恵王上 章句7  王說曰、詩云、他人有心、予忖度之、夫子之謂也。夫我乃行之、反而求之、不得吾心。夫子言之。於我心有戚戚焉。此心之所以合於王者何也。 王說んで曰く、詩に云く、他人心有り、予忖[はか]り度[はか]るとは、夫子を謂うなり。夫れ我乃ち之を行って、反って之を求むれども、吾が心を得ず。夫子之を言う。我が心に於て戚戚焉たること有り。此の心の王に合う所以の者何ぞ、と。 . . . 本文を読む

寛政異学の禁

2018-09-01 | ほんとうのところは
寛政異学の禁 - Jinkawiki kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/寛政異学の禁 >概要 江戸幕府は成立以来、儒学とくにそのうちでも朱子学を、封建教学の根本とした。しかしやがて、朱子学に飽き足らぬ人々が多くなり、「知行合一」を説く実践的な儒学である陽明学や、直接に孔子、孟子の経典を研究することによってその真の精神を明らかにしようとする古学派や、さらには、いずれの学派にも偏せず学問研究法の自由を主張する折衷派など、朱子学以外の学問が盛んになった。これに対して、幕府の教学体制の中心である林家には人材が出ず、朱子学は衰える一方であった。寛政の改革を主導した老中松平定信は、このような情勢に対処して、儒学のうち農業と上下の秩序を重視した朱子学を正学とし、湯島聖堂の学問所で朱子学以外の講義や研究を禁じた。 参考文献 『詳説 日本史』山川出版社 . . . 本文を読む

日本語教育の語彙24 いくつの語、いくつの語彙

2018-09-01 | 日本語教育
いくつの語を分かるか、使うことができるか、問われれば、それはわからないと答えるしかない。数えたことがない、数えられない、記憶にあるものをいうのかどうかと、だれしもその問いには躊躇する。それでは、いくつの語彙を知っているか、それを分かるためにはどうすればよいかと、聞かれれば、あらためて語彙がいくつとなると、それは日本語語彙の語の数のことか、英語語彙の語の数のことかというふうに、考えだしてしまうだろう。語彙とだけ言われれば、知っている語の数を思い浮かべるわけである。それを語彙論として言うなら、語彙は語のグループを扱うので、色彩語彙、親族語彙、温度形容詞語彙、などなど、語彙を知っているのはその語のグループを見たことになる。だから日本語語彙が数えきれないくらい、英語語彙は学生時代の習得で受験語彙は6500語まで、フランス語はそのあいさつ程度、ロシア語彙となれば、2語か3語で、ほかに日本語になったイタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語と、そういうのを入れれば、語彙は7か、8か、それぐらいを知っている。それに、若者語彙、老人語彙、女性語彙とか、いろいろと語彙を考えるることができる、と、だんだんと気づくことになる。いくつの語、いくつの語彙、この内容が異なってくるのは、それが単語のことだけを言うのか、語のグループを言うのか。 . . . 本文を読む

日本語論91 国語と日本語とは

2018-09-01 | 現代日本語百科
国語は教科目としてとらえられて、国語の及ぶ範囲は言語に文学、言語現象を扱う分野となった。日本語は対外的に国語を日本語と呼び変えて、言語を第一とする。コミュニケーションの言葉と捉えるようになってきた。国語はいつから国語か、日本語はいつから日本語か、これもわかり始めてきたところ、国語の国となる地域と、日本の国名、地域名はどうして、にほん にっぽん なのかと、揺れたままである。わたしには、日本と表記して、そのままに用いることが漢字表記を正しいとする日本語なのであると、してきた。日本国旅券とあって、どこのパスポートでも自国の表記でアイデンティティーを証明する。日本の表記を、やまと という読みをすることは、現代語では、しなくなっているので、日本の呼称は、この文字のまま、正しいのである。 . . . 本文を読む

言葉をまなぶ

2018-09-01 | 木瓜日記
言葉、ことば と、濁音の バ になぜかと、おもうと、それでは、ことは で、あったかと、用例検索する。ことのは ことば と、万葉集に 言羽 という表記で見え、古今集には、ことのは とあり、仮名序に書き、さらに、ことば多く、さまざまになりにける と見える。>コリャード日本文典〔1632〕「cotoba (コトバ) サエ シラヌモノ  日本国語大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com  >ロドリゲス日本大文典〔1604〜08〕「Cotobaua (コトバワ) フルキヲ モチイ、ココロワ、アラタシキヲ ホントス」 同上  発音には、koto-fa kotoba 唇音の摩擦から破裂への音になったと思われるが、その成立には、9世紀 辞(コトハ)、11世紀 語(コトバ) という読みを経ている。言の葉 には、表現のあやがあり、言羽 には、人々の発音になったものが現れたのだろう。 . . . 本文を読む