日本語学習の困難は文字にある。それは平仮名を習得して片仮名をかき分けてt漢字を用いるかという表記にある。日本語を習得してローマ字だけで書くには困難は個人差によるがそれほどない。言葉の学習はともなって文字学習が可能だからである。漢字を中国音のピンインで書く、その習得は中国語会話に顕著にあらわれる。しかし、漢字を読めるようになったとして、やはり、その文字を写すのは、非漢字圏学習者にとっては大変なことである。翻って日本語が難しいのは、そのことを思えば比とならない。日本語の語彙に、漢字語彙、カタカナ語彙、平仮名語彙というグループ分けをするなら、それだけで語彙習得の困難なことがわかる。語彙を習得することが、日本語学習の中級の目標の一つとなる。漢字を仮名文字で表記できれば、ワープロの変換をすることで、書くことの訓練は大きく変化した。そのベースにあるのは常用漢字の音訓を学習すれば可能なことになった。 . . . 本文を読む
日本語は、日本と書いて、やまと と、読ませていたことから考えれば、ヤマトにあたる、倭、和 であったのだから、それは和語と書くことと同じである。日本語というようになる前には、和語としてあった。その和語と書いて和字と同じように用いる、渡来した文献を翻訳することばであった。その和語に国語を当てて国字というように、おなじような用法があったのであるが、近代になって意識されたのは国家に用いる言語のこと、中央語の必要性であった。国家語とも言い得る言語の改革は国語を生み出して、日本語という名称にはならなかった。しかし翻訳対象の言語としては和字和語から日本語というような言い方をした。さて、そこで和語、日本語、となる、その語とはどういう捉え方をしてきたものであろうか。言語の語という使い方は、言 語 それぞれがどういうのか、言っていたのか、ということである。日文、日語、となる、その文、語についての、和語にする議論がない。いう かたる はなす しゃべる のべる とく このそれぞれは、何がどう違うのか。日本語の語をとらえる。
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関空の運航が再開されたというニュース。関空からのチケットを購入せずによかったというわけだが、南京の出張が連休明けであるから、あわただしい。18日朝の8時55分発、帰りは25日になる。連休という行楽をはさんで、さて、何回目の中国南京市になるか、2002年からこの時期に出張が入って、毎年ではないが、日記を覗けば、2003、2004、2005、2007、2008、2010、続けて、2011年には、予定をしてキャンセルをしている。このときはそれどころではなかったのであったが、取りやめにして、それから、この出張は学部の編成替えで海外研修をしないことになる。2014年春に南京に行ってからのことか。南京林業大学日語科、講演 文学の影響 2018-03-29 15:46:48 | まさごと . . . 本文を読む