中国歴史ドラマ、開封府 かいほうふ ー北宋を包む青い天ー。北宋時代の官吏、包拯 ほうじょう を主人公にしドラマ作品が第58話で最終話となった。BS12のアジアドラマ、北宋とは、中国を960年に統一した宋、そして1127年、首都を開封から南東の臨安、現在の杭州に移したので、それ以前の開封が首都だった167年間の宋時代のことを北宋と言う。杭州に移してからを南宋と呼び分ける。包青天、青天は清廉で公正な人物として呼称、敬称である。包拯(999年~1062年)、包公を知らない人は中国にはないと言われる。ドラマでは公平で正直の一本道を公正に歩むと、江湖から、いわしめる。
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日本語と文字意識、日本人の考える文字意識を、文字そのものは言葉であると説いた。文字に対応する記号をもってとらえるのではなくて、文字がことばなのである。文字論を記号論とおなじにはしない。文字学、文字論とすれば、記号学、記号論と対照することになるが、これは言語記号の考え方にあるものかどうか、言語を記号と考える言語学の理論の展開にあって、日本語をそれに合わせてみれば記号学の分野にもなる言葉の対象を設定する。文字は漢字をとらえるところから、漢字学文字学とも、日本語、漢字文化圏の文字としてある。漢字を学ぶ、漢語を入れる、言葉はその文字そのものであったと、日本語は見てきた、行ってきた。近代になって、造語をするときに、言葉を作るということは、その新しい概念を漢字に翻訳することがまずあった。国語は和語から、その和語は、漢字の訓に用いて意味内容を明らかにし、国語の中に漢語を音訓の語として位置づけて来た。和語の和らげと大和詞と、それを漢字文字と仮名文字と交えて用いる、それが日本語となったから、文字はそのままに言葉であったのである。 . . . 本文を読む
北海道安平町で地震があった、という、朝のニュース、午前3時半に範囲には全道を示す地域に大規模な揺れが起こった。厚真町という地名がクローズアップになって、土砂崩れ、ヘリで救出する、そこで家屋が倒壊した様子を映し出す。地震計のないところがあり、マグニチュードの6.7、その数字と、震度6以上との揺れは、全地域に停電を引き起こした、2950000戸に及ぶ。 . . . 本文を読む
語について詞辞ということがある。ともに、ことばとして、品詞、辞書のように言う。語にまた単語といえば、語の単位にとらえ、一つずつの語となるが、それは、語に、かたる という訓を持つことから、語を、言葉の表れをとらえていたことがわかる。単語があり、語ることにはその語のかかわりがあって、そして、語彙という単位がとらえられたのには、語を取り出して寄せ集めることになるからである。語彙に単語を見るか、語彙にある項目としての言葉にするか、それぞれの集まったものとする。その語彙があらわれるのは、語の集まり方、あるいは、集め方によることになる。 . . . 本文を読む