秋分の日、祝休日。台風が去って大風を痕跡として被害が出る。風速40メートル以上の暴風は思わぬ甚大な災害となる。令和元年は台風の影響が出たようだ。地球温暖化の現象による。6号、10号、15号、17号と、次々と襲う。列島に西、東そして北と、広範囲に爪痕を遺した。 . . . 本文を読む
18日から22日まで南京に出かけていました。19日から21日までの不在をお許しください。21018年にも同様に出かけています。日記をリマインダーから貼り付けます。
>南京往き
2019-09-11 | 木瓜日記
あと、1週間となった。講演旅行で18日から22日まで南京直行便にてフライト、20日の日に、第2回 2019年9月20日 アジア共同体創生における漢字と漢字文化教育 於 南京林業大学 講演タイトルは、日本の元号に見る漢字文化 というお題である。難しいテーマをもらって、この4,5日をピークに、資料と草稿づくりをした。メールで、9日深夜にファイルを添付で送った。その返事が今朝、届いて、さて、どうするか。 . . . 本文を読む
安徽省合肥市、ここはどこかと、安徽新華学院をたずねて、講義をした。学生は3年のみなさん。話題は、時代と世代、元号についての分かりやすいところをと思って、学術庁にのぞんだら、雰囲気があって、もとの材料でパソを用いて話した。聞けば、資料は転送されていたから、あとの祭りで、どうにでもなるだろうか。南京から高速で南駅について、市内を車で走った。20日の宵のことであって、歓迎宴を受けた。学院副院長、外語学術委員長、日本語科の先生二人、何先生と、わたしと、6人でよろしく白酒の宴会となった。パイチューは次の日に持ち越さないのだが、さすが、一口だけでお付きあいと決め込んだ。酒精度は42℃らしく、ひとびんを空けてしまったから、推してしるべしである。ウイスキーのように、刺激がないので飲みやすい、ただ、アルコールは強いから、疲労してきた頭痛に利いたらしく、薬となってよかった。 . . . 本文を読む
―承前ー
次に、元号について考えてみます。すでによく知っていること、知識体験でなく、もはや中国では使わなくなったことになりますから、時代に名をつけ日本での元号としてきた248個の年号です。歴史に記録してきた一覧に、248の名称を中国語発音でご覧ください。令和は2019年4月、改元するひと月前に公表、いろんな角度でメディアが報道してきました。
なかでも新聞記事の特集をもって、わかりよくイラスト . . . 本文を読む
20190920
南京林業大学
第2回 アジア共同体創生における漢字と漢字文化教育
日本の元号に見る漢字文化
アジア共同体創生における漢字と漢字文化教育にお招きをいただきありがとうございます。第1回目には現代日本語における漢語の流行について「忖度」をお話しました。第2回目は「日本の元号にみる漢字文化」について、お話をします。難しいテーマですね、わたしは政治、歴史にも興味がありますが、お話 . . . 本文を読む
19日は南京滞在2日目である。パソを持ち込まなかったのは、気楽であったが、ブログ日記には不便でもあった。端末はタブレットに加えてスマホもあるわけだから通信回線があればどこも同じ状況となる、はずだが、国際ローミングの話はさておき、中国内での彼らがの通信事情はどうなのか、知る人は少ない、というより、日本国内のわたしたちの事情との違いにきづかなければならない。というわけで、10数年前に知った、中国の通信事情はいまや確固として国家の体制になっている、それに気づいて、知っていて捉える人は少ないか、同じく無視しているようなことである。中国におけるAlipay(アリペイ)のユーザーは5億人以上、モバイル決済では世界最大規模と言われており、全世界のユーザー数は9億人を数えます、というような説明で、その通信事情に照らすと気づかれないのは、いや、説明があってそれでも、わかっていないことがある。 . . . 本文を読む
言語の説明を辞書に求めると、日本語辞書の解説には、感情の二文字がある。事典項目では、言語についての説明がそれぞれであるとして、日本語にかかわると、異なるところがある。ブリタニカとジャポニカを読み比べて、意思伝達と感情、情報、要求などと伝える機能に異なるところ、この説明をどう理解するか。素朴に、言語は感情を伝えるがそれを機能とする説明の一つのこととして妥当、適切であるかと思い続けてきている。もしかすると、言語を表現する感情は人々に共通、共有のことであるかもしれないので、言語表現に感情が現れるとする説明はできるだろうが、それでも、言語に感情はない、表現委感情があるとする方がわかりよい。日本語説明の解明すべきところ、言語を記号にしない考え方とかかわって議論がいる。 . . . 本文を読む
言語記号の恣意性 〈フランス〉arbitraire の訳語 ソシュールの用語 言語記号の記号表現、能記 と記号内容、所記 との結びつきが恣意的であるということ 有契性か恣意性か . . . 本文を読む
行き詰った。漢字文化の捉え方をどうするか。あと2日で出発、資料はすでに1週間前にメール添付済み。はじめに に対応して、おわりに には、>おわりに
年号に名づけをする元号は、時代とともに伝えられてきました。元号法が制定されて、現代の時代につける名称は、国民に、より良い理想を示し、書きやすい、読みやすい言葉に改元を表そうとしました。人々に親しみと覚えやすい漢語の名称は、漢字の言葉を組み合わせて名づけとなっています。漢字をもって言語表現の方法とする日本語は、伝えられたことを学び、これからも伝えて学んでいきます。
わたしたちは書記言語に表記の手段として漢字を用い、言語表現を新しくしています。漢字は文字の文化、コトバの文化です。ものごとに言葉でもって表現をする、そこには名があり、名は字であり、その名前に漢字を当てます。コトバの名づけに工夫をしてきた日本語です。はじめに言葉がありました。その表現を理解し、漢字に由来があれば、それをたずね求め、名前について人々は互いに共有する考え方を得ます。
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