南極の鯨調査捕鯨が国際司法裁判所によって禁止となった。
オーストラリアのイルカや鯨を神の化身と崇める文化性もあるのは表面的なことで、実は「オーストラリアの肉をもっと買え!」と言うのが根底にあるのだろうと・・・夫は悔しがっていた。
アメリカ全土でさえも過去は鯨の油を燃料に使っていた。
日本ほど鯨を丸ごと消費する国民はないのに・
・・オーストラリアは・・・いずれ鯨の寿命200年と言われる中において・・・いつか・・・鯨が増えて自国の魚の捕獲高も減り・・・また、捕獲を要請することは未来的に大いに考えられることです。
人の味覚はそれぞれ違うのだけれど・・・・私はオーストラリアの牛肉が嫌いでなかなか手が出ない。
OJビーフは美味しい!!と言う人もいるけれど・・・それがわからない???
アメリカの牛肉のほうがずーっと美味しいと感じます。
だから・・・私は和牛か、アメリカ牛しか買わないのです。。。
話は変わって・・・鯨の話。
昭和26年生まれの私は父の仕事上、海産物には特に恵まれて育ちました。
鮭・いくら・マグロ・たこ鯨・たらばがに・鱈・カジカ・・・などなどいつも食卓に並んでいました。
冷蔵庫が無い時代は、大きなタラバガニやぼたんえびをいただくと大きな鍋でむしゃむしゃ。
大体・・鮭が入ると・・・毎日鮭づくし料理になるのです。
母は鯨も他の魚も保存がきくように余れば必ず粕味噌に漬け込みます。
鯨はしょうがステーキにしたり竜田あげ。
お正月はばあちゃん自慢の具がたくさん入った鯨汁。
80歳を超えた母でもまだ、ばあちゃんの味には敵いません。
なぜか・・・と考えたなら・・・きっと当時の鯨の油身は鮮度が良く上質だったのじゃ無いかと思います。
ことことお釜で煮た鯨汁をすぐには食べず・・・あえて冬の夜の外に出して凍らせる。
幼い頃それが不思議でバーちゃんに「なんで・・こんなことするのさ!」って聞いたら
「一晩・・・バリバリに鯨汁を凍らせてまた二度炊きしたあとに食べるほうが味が沁みて美味しいからさ!」と、教えてくれた。
(母は考えたらそれをしていない。。。)
それじゃー・・・今年から亡きばあーちゃんの教えの通り私が作ってみようか・・・とも・・思うが
きっと・・・今より高価になる・・・それよりスーパーにまで出回るのだろうか・・・??
鯨に恨みはないけれど・何故・日本だけこのようになるのか???
私もわが社のワゴン車に鯨の大きな写真を貼って・・・捕獲のアピールをしてきた。。。
(小さな抵抗でも・・・自己満足!)
シーシェパードの企みは・単なる日本潰しのプロパだと思っている。
肉類が高価な昭和20・30年時代・・・鯨が肉代わりに育った私は「ちくしょう!このやろう!」と悔しく思っている。
きっといずれ・・・ロシアからそれに見合う漁獲をいただけるような気がする。(感)
ロシアのベーリング海で鯨は子を産み育てる。
鯨のベーコンも昔は良く給食に出ていました。
普段は余り食べない鯨ですが・・・
母とおばあーちゃんと私と娘孫の5世代をつなぐ大切な食文化なんだねー・・・・・。。。
あの世からきっとばーちゃんは
「日本も戦争から立ち上がって立派になったもんだね!!わしらが・・・ドンだけ苦労したか今のひとだちにはわかんねえーべ。。。
わしも男以上に働いで8人のコッゴば育てた。。。
年に一度のお正月に子どもや孫達に腹いっペー食わせようと思って鯨汁ばさ・こさえるのさ。。。
子ども達もかーさんの鯨汁を食べなければ年越した気がしねーって言われるからね。。。」
あの・・・子煩悩で孫煩悩で田舎料理の上手だったばあちゃん。。。。
国際裁判所の法廷の日本の責任者が「安倍総理に結果を知らせたら叱責されました!」
と、テレビニュースが伝えました。。。。
きっと、あの世の日本人に伝えても「怒涛の如く怒る!」ことでしょう。。。
捕鯨の技術は絶やしてはいけません。。。
日本のすばらしい文化を絶やしてはいけません!
函館の縄文文化センターへお越し下さい!!!
http://www.hjcc.jp/
縄文時代からこの函館でも鯨を取って生活していたのです。。。。
だいたい・・・・国際司法裁判所に負けることが・・・今後の日本政治を危うくするのです!!
鯨汁だけの問題ではないのです。。。
安倍総理はそういう意味で『叱責』したのですよ!!
わかるのか?・・・キャリア官僚の諸君よ!