門松は、松を中心とした、めでたい木を正月に門前に立てたもので、本来は年神が宿る依り代(よりしろ)だそうです。松が選ばれたのは、中国で神聖視されていたこととともに、祀(まつ)るという言葉との語路合わせからのようです。そして、正月が終わってどんど焼きで焼くことは、それによって神が戻ってゆくということだそうです。
水戸には一般の門松を立てない、江戸氏家臣の末裔の家系が堀町にあるそうです。佐竹氏に敗れて竹薮の中で正月を迎えたので、多分それを忘れないために、青竹を門の両側に立てて、上に細長い半紙を付けた枝を挿したり、三が日は、餅は塩引き鮭か納豆で、手づかみでたべたということです。
泰清堂 水戸市五軒町3-3-3 京都の根引き松をアレンジしたものでしょうか、洗練された風景です。
白旗神社 平須町 松竹梅と南天を使った、シンプルなものです。
水戸プラザホテル 千波町2078-1 これが一般的なスタイルでしょうか。
護国神社 見川1-2-1 鳥居と同じ高さのある門松でした。
水戸八幡 八幡町8-54 竹の上部が水平に切られた「寸胴(ずんどう)」でした。(社務所前)