子安観音は、安産や子どもの無事を祈願する仏様だそうです。散策しながら見てゆくと、色々なパターンがあるようでしたので並べてみました。
観音寺跡(吉沼町)
折れてしまっていますが、この中では一番古い安永8年(1779)という年号が刻まれています。子どもは着物をきています。
魂崎稲荷大明神(栗崎町県道51号線沿い)
子安観音がでんでん太鼓を持っています。
福徳弁財天(渋井町)
子どもが厚い着物に包まれています。年月がよく見えませんでしたが、寒い時期に作られたものなのでしょうか。
延命地蔵尊(大串町 常澄図書館上あたり)
延命地蔵の隣にあり、子安観音は徳利状の物を持っています。立像は数少ないようです。
白旗神社(平須町)
明治5年と刻まれています。明治になってからもつくられていたことがわかります。
六地蔵寺(六反田町767)
胎内くぐりの上にある石仏で、子どもが乳を飲んでいる像です。