獅子頭(水戸市立博物館 大町3-3-20)
頼房展で展示されていた、東照宮に伝わる獅子頭だそうです。かつて、東照宮祭礼の行列には獅子も加わったそうで、それに参加した獅子頭かもしれないとありました。先年100年ぶりに行われた東照宮の祭礼行列では、3つの新しい獅子頭が台に乗って加わっていました。
角のある獅子頭(護国神社 見川1-2-1)
神社に飾られていた獅子頭には角がありました。柳田國男は日本で古来からあった鹿舞(ししまい)に、その後中国から伝わった獅子舞が名前の共通性もあって合流したとして、角を説明しているそうです。
逆さ獅子の灯籠(銭谷稲荷神社 浜田1-6-33)
獅子が逆立ちして灯籠の火袋から上を支えています。なんとなく、異国感があります。
能面・獅子口(ししぐち 偕楽園公園センター 見川1-1251)
能面にも獅子があるそうです。文殊菩薩の使いとされる霊獣・獅子をあらわしているそうですが、獅子口というようです。写真は、第19回全国新作能面展で受賞した宮永武久の作品だそうです。
文殊菩薩を支える獅子(慈眼寺 有賀町1071)
文殊菩薩が、使いである獅子に乗る像は多いそうですが、それを、文殊菩薩騎獅(きし)像というそうです。文殊菩薩は卯年の守り本尊だそうです。同じような像は仏性寺(栗崎町1984)にもあります。