下水のマンホール蓋らしいものを選んで並べてみました。蓋は、大量生産ではなくて少しずつ作られているようで、細かい違いのある蓋がそうとうあるようです。大きく分けると、主流では、時代とともにデザインの変わった、小さな丸と線のデザインの蓋、梅の花の蓋、みとちゃんの蓋があるようです。その外に、農村部、合併前の内原、百合が丘、目立たなくしたデザインの蓋などがあるようです。そしてそれぞれに微妙に違ったデザインがいくつもあるようです。
小さな丸と線(柵町)
全国的に使用されていたデザインの蓋のようです。以前はこうした一律のスタイルが普通だったようです。その中心に、水戸がデザインされています。これは星形ですが、それより前にあったらしい、中心を「市」の字にして、周囲に「ト」3つで囲んで、水戸市としたデザインの蓋もあります。
梅の花と枝(杉崎町)
その後、だんだん地域性が強調されてくるようになり、水戸の場合、梅を使った蓋が出てきたようです。梅の花と枝をデザインしていますが、これにもそうとういろいろな変化形があるようです。
着色された梅の花と枝(柵町)
着色もされるようになったようです。このデザインでは、背景の色を黄緑色にしたものなどもあるようです。
みとちゃん(泉町)
みとちゃんが有名になって、蓋にも使われたようです。これは、マンホールカードに記載された位置にあるマンホール蓋です。ふつうは、蓋が寿命になるごとに、新しいデザインの蓋が置き換えられているようなので、みとちゃん蓋は増えていくのでしょうか。
旧・内原町(内原町)
旧・内原町の花だったカタクリをあしらったマンホールの蓋のようです。内原町は、平成17年に水戸と合併したそうです。
農村部(大足町)
農村モデル事業で作られた下水管の蓋のようです。旧・内原町時代の、町のマークが中央にあります。地の模様は、毘沙門亀甲というようです。
百合が丘町(百合が丘団地)
平成25年に入居開始した百合が丘ニュータウンにある、専用のマンホール蓋です。当然のことでしょうが、百合の花がデザインされています。
二の丸(二の丸歩道)
地域の景観のために、周囲に合わせてデザインした蓋のようです。