飯島商店(元台町1521)
大正から昭和にかけてよくあったらしい、懐かしいタイプの2F窓です。台町のこのあたりは、かつて商店街だったようで、こうした商店がたくさん並んでいたのでしょう。
D51蒸気機関車(千波公園)
前の見にくい蒸気機関車は、横窓から顔を出して前方を見ていたのでしょう。椅子が運転手用のようです。いずれにせよ、蒸気機関車の運転は、技術的にも、体感的にも大変な仕事なのだろうと思います。去年保存のための塗装作業がおこなわれたようで、すっかりきれいになっています。これは、その作業前に撮った写真です。
旧・八百徳分店(泉町1-3-16)
マンション建築のために取り壊された、すでに思い出となった建物です。たくさんの長い縦長の窓と、外側に並んだ丸い模様のあるモダンなデザインでした。
低区配水塔(北見町2-11)
平成8年に国の登録文化財に指定された水道施設だそうです。その時点ではまだ現役だったようで、平成11年に引退したそうです。いまはすでになくなった高区配水塔もあって、昭和6年に竣工したそうですが、低区配水塔はその翌年、昭和7年に竣工したそうです。写真は、1Fのアーチ窓です。上部が軸になって外側に開く「突き出し窓」のようです。上のタンク部分にある窓には、両側の飾りがありません。
旧・茂木家住宅(茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
家の内部に光を取り込むように、まばらな角格子を入れた窓のようです。開放的なイメージがある古建築の民家ですが、中が暗い場合が多かったようです。