ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の酒の話(21)

2023-03-17 21:01:58 | 水戸

鈴徳利(十銭屋 泉町2-3-16)
 底に空間があり、中に玉が入っています。徳利の追加がほしいときには、空になった徳利を振ると鈴の音が出て、台所に知らせることができるのだそうです。十銭屋で売っていました。

 

餃子自販機(シャンシャン 酒門町818-2)
 シャンシャンの自販機に、「吉久保酒造コラボ一品の酒粕使用 みとしゃん生餃子」とありました。酒粕は、隠し味的使用するとうまみが増すのでしょう。みとしゃん餃子と書いたトラックもありましたので、自販機が外にいくつも設置されているのでしょう。吉久保酒造(本町3-9-5)は、一品という清酒を醸造しています。

 

梅酒飲み比べ(常磐神社境内 常磐町1-3-1)
 水戸では恒例になったらしい常磐神社境内の梅酒祭は、会場に入るのに、1時間半くらい待ち時間が必要な人気イベントになったようです。会場外のテントでは、飲みくらべコーナーもありました。そこでは、梅酒のビールカクテルや、コーヒーカクテルなどがありました。写真右がコーヒーカクテル、左がビールカクテルです。

 

弘道館
 彰考館では、大日本史などにたずさわった学者に、昼食が月に2回出るようになったそうですが、その際には、ご馳走や酒が出て中々賑やかだったそうです。元禄11年(1698)からは、昼食が酒のせいで相当うるさかったのでしょう、独酌ということになったそうです。さらに、元禄16年(1703)には、藩財政逼迫のために、それもとりやめとなり、その代わりに休日を1日ふやすことになったそうです。

 

木村謙次
 木村謙次は、近藤重蔵の蝦夷地探検に随行したり、「海防下策」などの北方対策を献策し、北方防備の重要性を説いたそうです。酒が好きで出羽三山巡りの途中に、「天下第一、径二寸(約6cm)の茶椀にて三十杯、杯を重ねて財布の尽きるを惜しまず」といったこともあったそうです。

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