市内にある経緯度を表示したところなどを選んでみました。この表示は、どこでも使える便利なツールなのかもしれません。グーグルマップでは括弧内の文字・数字書式で入力すると見ることができます。北緯・東経の間は半角にしないと認識しないようです。
(あとで聞いたところによると、平成3年に立てられた表示棒に書かれた経緯度は、明治時代に採用された日本測地系によるものだそうで、グーグルマップなどは、世界測地系による違う表示なのだそうです。両者には数百メートルの違いがあるそうです。)
茨城県測量原標(茨城県庁 笠原町978-6)
県庁の前庭の中にあります。ここに、経緯度と標高が刻まれています。北緯36度20分24秒(36°20'24"N) 東経140度26分49秒(140°26'49"E)です。標高も位置も、東日本大震災で動いたようですが、(標高は19cm低くなったようです)、位置は秒以下の違いだったようです。ちなみに、1秒は東西約25m、南北約30mだそうです。
マンホールカード(水戸観光案内所でもらえます JR水戸駅構内)
カード下部に経緯度が書かれています。北緯36度22分42.3秒(36°22'42.3"N)、東経140度27分55.7秒(140°27'55.7"E)となっていて、アーバンスクウェアミトビル(泉町1-2-1)前の歩道にあるマンホールだそうです。
五軒小学校(金町3-2-25)
99回卒業生の建てた碑(写真)に北緯36度22分41秒(36°22'41N)、東経140度28分18秒(140°28'18"E)とあり、その近くに別に表示棒があって、秒の部分がそれぞれ52と02となっています。両方をグーグルマップで検索すると、どちらも学校内ではない地を示します。はじめに卒業記念碑が建てられ、その後表示棒が立てられたようです。表示棒とマップとの位置の違いは、秒以下を四捨五入したためかとも思いましたが、そうでもないようです。ただ、グーグルの表示が正しいのかどうかはわかりません。
梅が丘小学校(姫子1-827-2)
北緯36度38分07秒(36°38'07"N)、東経140度43分28秒(140°43'28"E)となっていますが、これは間違いのようで、検索すると日立市東の海上が表示されます。 後日 この表示は、上下の学校とは違う表示法で書かれているようで、36.380700, 140.432800と入力すると大体の場所が表示されるようです。
稲荷第二小学校(百合が丘町997-204)
北緯36度20分43秒(36°20'43"N)、東経140度30分34秒(140°30'34"E)となっていて、これは表示棒の位置に近いようです。
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