鹿島神社(鯉渕町2924)
この神社は、水戸でも有数な、みごとな彫刻が施されています。大瓶束(たいへいづか)の部分も同様で、写真のように、前回ご紹介した部分の裏側には、菊らしい花が見られます。そして、その右横に人の上半身があるようですが、これは誰なのでしょう。ひょっとしたら陶淵明なのかも?「菊を採る東籬(とうり)のもと、悠然として南山を見る」という陶淵明の詩が思い出されます。
高房大明神(筑地町610)
周囲に麻の葉模様をめぐらして、六角の亀甲紋中に花を彫ったようです。神紋なのでしょうか。
素鵞神社(米沢町720)
こういう縦縞のスタイルがあるようで、水戸の大瓶束(3)の赤尾関・春日神社本殿にも似たようなものがありました。
民家門(文京)
門にも大瓶束があるようです。どういう発想によるものかは分かりませんが、不思議な形をした大瓶束です。右上の少し見える白いものが懸魚です。
立野神社(谷津町899)
普通の大瓶束は円柱状ですが、これは将棋の駒型をしています。
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