上国井町
左隣に湧水があって、崖から流れ出ていました。たぶん滝不動なのでしょう。近隣の4軒で、隣にある稲荷と一緒に祀っていて、6月にはお田植え祭を行っているそうです。
愛宕神社参道(成沢町 36°25'36.7"N 140°23'26.4"Eあたり)
たいへん分かりにくい場所にある、愛宕神社へ向かう参道脇にありました。石碑には、カーンという不動をあらわす梵字が上部に、左に「享和元辛酉歳」(1801年)、左に建立者名があるようでした。
慈眼寺(有賀町1071)
本堂右脇にある、十二支の年に対応する8体の守護仏の中にありました。不動は、酉(とり)年の守護仏だそうです。背後の炎は、迦楼羅(かるら)炎というそうで、仏教の守護神・迦楼羅天が吐く炎だそうです。迦楼羅天は、ガルダ(ガルーダ)というインド神話の神鳥が前身だそうで、酉年を守護するというのは、これからきたという説もあるそうです。
能面展(偕楽園公園センター 見川1-1251)
不動が登場する、是界(ぜかい)とか調伏曽我(ちょうぶくそが)などの能があるそうです。能面展には、不動の他にも、釈迦、鬼、雷、狐なども展示されていました。
浴徳泉碑前(36°21'14.4"N 140°27'42.2"Eあたり)
すぐになくなってしまいましたが、浴徳泉碑の前に、笠原山不動尊と版木で印刷されたらしいお札が置かれていました。笠原不動に立てられていた、「取壊通知」と何か関係があったのでしょうか。対岸にある不動院墓地では、それぞれが別々に天台宗の坊さんに法事は頼んでいて、笠原不動と関係はないと墓石所有者が言っていました。それぞれの関係は複雑なようです。
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