神社の神前に供えられる、神様の食べ物である、神饌のいろいろです。供える食材は加工しないのが一般的なようですが、米、塩、酒、海の物、山の物などが三方(三宝)にのせられるようです。祭が終えた後、神饌は調理されて、参加者はそれを共同飲食し、神との一体感をえたということのようです。どれも、去年、今年の写真です。
東照宮 天満宮(宮町2-5-13)
上段の三方には、左から海の物(寒天など)、<お神酒、水、塩>、米、鏡餅、下段の三方には、山の物で果物、野菜、という並べ方のようです。塩は三角錐形に盛られるようです。
飯綱神社内鷺森神社(東赤塚2173)
左の三方には山の物(野菜、果物)が、右の三方には水、米、塩がのっているようです。鷺森神社の祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、月読命(つくよみのみこと)だそうです。
水戸八幡内水天宮(八幡町8-54)
左から、果物、海の物(昆布や鰹節などのようです)、お神酒、米、鏡餅、野菜の三方が並んでいるようです。
金刀比羅神社(泉町36°22'47.8"N 140°27'41.3"Eあたり)
ここはシンプルに、三方の奥外側にお神酒が、細長い三方(折敷(おしき)?)の上に左から水、米、塩が並んでいます。
常磐神社神輿(みこし 常磐町1-3-1)
祭礼に出御(しゅつぎょ)する前の神輿のかつぎ棒の上に、水、塩、米お神酒が供えられていました。神輿には、神社の祭神が乗って出掛けるわけですから、出発する前に「腹ごしらえ」してもらおうということなのでしょう。
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