ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の鬼瓦(5)

2020-03-11 20:18:20 | 水戸

光円寺(酒門町52)
 鬼瓦中央にある紋は、浄土真宗の「曼下がり藤(つるさがりふじ)」というようです。光円寺は水戸の鬼瓦(1)でもご紹介しましたが、これは東日本大震災復旧前の鬼瓦だそうです。地上に降りると大きいなあと思います。説明板に、「「当たり前の事が本当に有難い事]と言う震災の教訓が、時の流れと共に風化しない事を、そしてこの本堂が「共に悩み共に生きる場」で有り続ける事を願います。」などとありました。

 

六地蔵寺(六反田町767)
 地蔵堂手前にある手水舎(ちょうずや)の屋根にある鬼瓦です。左の鬼瓦は、「降(くだ)り鬼」というようです。その横には魔除けの桃がついています。軒瓦などには三葉葵が並んでいます。

 

安国寺(大足町 1184-1)
 こういうタイプの鬼瓦を獅子口(ししぐち)というようです。ここの瓦には菊水の紋があります。上には3本の「経の巻(きょうのまき)」という飾りがついています。その下にある、への字型の二本線を「綾筋(あやすじ)」というそうです。

 

地蔵院(内原町908)
 地蔵院の鬼瓦は、水戸ではあまり見ることのないかたちで、下あごが省略されています。

 

民家(鯉淵町)
 これは民家の紋入りの鬼瓦です。その前に屋号か姓の書かれた扇があります。雨除けの意味もあるのでしょうが、こういう形はあちこちで見かけるようです。

水戸の鬼瓦(4)


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