あんばばやし('17水戸黄門まつり)
水戸の大杉神社は、稲敷市阿場(あば)にある大杉神社を分祀したりしてつくられたようです。疱瘡などの疫病よけや、海上交通などの安全に効験があるとされた大杉神社信仰は、江戸中期にあんば囃子(ばやし)と共に藩をこえて急速に広がり、水戸藩のみならず、享保12年(1727)には幕府からも禁令が出るほどの勢いがあったそうです。地名からあんば様ともいわれ、今でも、お年寄りは大杉神社をそう呼ぶこともあるようです。去年の水戸黄門まつりではあんば囃子が披露されていました。(上の写真) ぶらっと歩きで見て回って今のところ、以下に並べた神社写真の上から順に、独立の神社として祀られているのは2社、独立の境内社として祀られているのは5社、独立社として合祀されているのは1社、境内社として合祀されているのは1社、不明が2社(写真なし)あります。
大杉大明神(下大野町) かつてのはなやかな雰囲気を、ペンキの色が示しているのでしょうか。
大杉大明神(上国井町 軍民坂湧水少し下) 独立社といっても、林の中の小祠です。
八坂神社(大場町4921-1) このように彫ってあると境内社名がよくわかります。
日吉神社(中丸町464) この神社も、境内社に名札がつけられていました。
杉崎八幡(杉崎町1600) 2本のスギのこちら側から参拝するのでしょうか。
住吉神社(東前町874) 年末に行きましたが、すでにしめが張られていました。
金山稲荷(元吉田町1429) 立派な鳥居も建っています。
大杉、八坂、別雷神社(圷大野) 3社が祀られています。大杉神社は右端のようです。
下国井春日神社(下国井町1574) 11社が合祀されています。ずいぶん神様は窮屈そうです。
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