ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の実と種(36)

2024-12-01 21:38:15 | 水戸

 

ウラジロチチコグサ(偕楽園 常盤町1-3-3)
 キク科。南アメリカの原産で、現在、関東から東北方面に生息域を広げているそうです。遅くまで花を咲かせ、種は風で散布されるそうです。ハハコグサに比べると、いかにも地味な感じの植物のようです。(撮影7/3)

 

クズ(森林公園 木葉下町588-1)
 マメ科。奈良の吉野川上流にある国栖(くず)が産地だったので、地名が植物名になったそうです。いかにもマメ科らしい実がなるようです。根は太くなって、葛粉が取れるそうです。花も天ぷらや酢の物として食べられるそうです。(撮影11/16)

 

アメリカセンダングサ(堀町の田)
 キク科。北アメリカ原産で、大正のころに入ってきた植物だそうです。牧野富太郎が付けた、セイタカウコギという名前もあるそうです。実は扁平で、先に2本のトゲがあるそうで、いわゆるひっつき虫です。(撮影11/16)

 

ヒヨドリジョウゴ(常照寺池脇 酒門町)
 ナス科。ナス科だけに、小さなトマトといった感じの実です。ヒヨドリが好むという意味の名前のようですが、それほどヒヨドリが好むというものでもないそうです。実が黄色くなるキミノヒヨドリジョウゴという品種もあるそうです。(撮影R4/11/19)

 

ヒタナイノコヅチ(逆川児童公園 千波町950)
 ヒユ科。ヒナタイノコヅチという名前は、日向(ひなた)に多く見られ、茎にあるふくらんだ節を、槌(つち)に似た猪の膝と見立てたのだそうです。これもひっつき虫です。乾燥させた根は、牛膝(ごしつ)という、利尿、関節痛などの生薬として使われるそうです。(撮影12/1)

水戸の実と種(35)

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