ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のだるま(3)

2023-01-30 20:15:40 | 水戸

東皐心越(とうこうしんえつ 墓 祇園寺 八幡町11-6)
 心越は、徳川光圀に招かれて、水戸に寿昌派の曹洞宗をもたらし、今の祇園寺以前、同地にあった天徳寺(現在は河和田町914-1)の住職になった僧だそうです。また、心越は、高崎・少林山達磨寺の開山にもなっているそうです。その後、天明3年(1783)に浅間山が噴火したため、高崎一帯は飢饉になったそうです。それをなんとかしようとした達磨寺の9代住職・東嶽光照(とうがくこうしょう)は、心越が画いた一筆ダルマを手本にした、紙張り子ダルマの作り方を農家に伝え、正月の七草大祭で販売させたそうです。それが達磨寺のダルマ市になったそうです。写真は、祇園寺にある心越の墓です。

 

ラン・デンドロビューム属(水戸市植物公園 小吹町504)
 名前は「ユキダルマ キング」だそうです。きれいな花ですが、どのあたりが雪だるまなのでしょう。去年、水戸市植物公園で行われたラン展で展示されていました。

 

宝くじ売店(泉町3-2-11)
 水戸八幡の節分追儺式(ついなしき)で行われた福引でいただいた縁起のいいダルマ、ということで宝くじ売り場に飾ったようです。

 

茨進水戸駅前校2号館(宮町2-2-24)
 進学生は、神仏にも願を掛けることが普通になっているようですが、それを楽しんでいるという面もあるのでしょう。だるまも片方の目で見守っているようです。もう一方の目にも筆を入れてあげられるように頑張って下さい。写真のだるまは、2号館入口を入ったところに置かれていました。

 

 

郵便受け
 雪だるまが画かれた珍しい郵便受けがありました。ひょっとすると、門に付けるフクロウなどと同じように、縁起物として考えているのかもしれないと思いました。 

水戸のだるま(2)


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