ほとんどが崩壊を待っている状態のベーハ小屋なので、見かけた蔵をなるべくご紹介しようと思います。かつて煙草王国だった水戸農村部の風景を形づくった大切なものだったのでしょうから。
五平町
この蔵などは比較的よく残っているようです。ベーハ小屋の間口・奥行きは、一般に2間2間のようですが、ここは2間1間半のようです。
五平町
この蔵は、屋根が崩れて壁が落ちていて、よく立っているといった感じです。下部は石が積まれ、その上に柱が立てられていて、普通より高いつくりのようです。
開江町
壁ははげてきていますが、物置くらいには使われているように見えました。軒屋根が二方向につくられています。
飯富町
ここは、空気抜きの窓板が外れたりしていますが、全体的にはしっかりしているようです。向かいには立派な蔵が並んでいます。
下大野町
そっくり外側はトタンで覆われていますが、そのトタンも劣化が進んでいるようです。トタンで覆って修理したらしいベーハ小屋はあちこちで見かけます。
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