ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の保存生垣(2)

2019-10-11 19:30:49 | 水戸
「水戸市緑化の推進及び緑の保全に関する条例」があって、水戸市では、保存樹、保存樹林地と保存生垣を指定して保護しているそうです。それぞれに多少ニュアンスは違うようですが、いいことだなと思います。保存生垣の平成30年の指定面積は、全体で1,626.2㎡だそうですから、水戸市内には少なくとも50カ所以上はあるのでしょう。
 
 
 
 
イヌツゲ(見川町)
 イヌツゲが一番多いように感じます。刈り込みにも耐えて、端正な形を見せる樹種のようです。
 
 
 

イヌツゲ(西原)
 黄色い花も黒い実もあまり目立たないようですが、気をつけてみるとなかなかきれいな姿です。
 
 
 

オカメザサ(備前町)
 オカメザサは、年末の酉の市で、おかめの面をこれに下げたのでついた名前だそうです。ササといいますが、タケの仲間だそうです。
 
 
 

ヒノキ(常盤町)
 偕楽園近くの民家で見かけました。大きくなる木なので、じょうずに剪定しなければいけないのでしょう。
 
 
 

ヒノキ(若宮)
 すかし剪定をして、奥に光が通るようにして、芽を出させてからその先を剪定して何年かかけて形を整えるのだそうです。そうしないとその枝は枯れてしまうそうです。 
 
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水戸の六地蔵(3)

2019-10-10 19:59:45 | 水戸

仏陀院(栗崎町1685-1)
 この寺に、六地蔵寺の住職だった恵範(えはん)がいたことがあるからなのでしょうか、下にご紹介する六地蔵寺と同じ名前の六地蔵が並んでいました。

 

 

香積寺(こうしゃくじ 渡里町111)
 本堂背後にあるサクラの大木の脇にある六地蔵です。

 

 

和光院(田島町415)
 本堂に向かう参道沿いにありました。水戸では新しくつくられた六地蔵が多いようです。

 

 

六地蔵寺(六反田町767)
 地蔵堂内に安置されている7体の地蔵の外に、参道にも六地蔵が並んでいました。

 

 

塚原共有墓地(ロジコム・ワン㈱(鯉淵町3116-1)近く)
 盆や葬式のときに、墓地の入口にもうけられる六地蔵がありました。倒れているのは前年の六地蔵です。六道ともいうようです。


水戸の六地蔵(2)

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水戸にある石の庭(2)

2019-10-09 19:16:49 | 水戸
 
円通寺(千波町1227)
 本堂前にある広い庭は、参道部分以外は石庭になっていて、大きな石が点々と置かれ、小石の敷かれた地面には箒目(ほうきめ)の波が描かれていました。本堂正面にはいくつかの大石と石仏が置かれています。
 
 
 

定善寺(酒門町363)
 境内参道からも見ることができますが、庫裏(くり)から見ることを重点に作られた石庭のように見えました。
 
 
 

石庭(圷大野)
 白くて細かい石を敷いて、石をあちこちに配置したきれいな石庭のある民家を見かけました。歩道は飛び石を埋めた白いコンクリートのようです。グーグルマップには写っていませんので、最近整備した庭のようです。
 
 

水戸英宏小学校(千波町2369-1)
 校舎の北側に、高い石柱と、四角と丸い石を組み合わせた石庭が作られていました。
 
 
 

金町3丁目児童遊園(金町3-1082-1)
 石がたくさん置かれ、水飲みの蛇口も石についていました。約153㎡の小さいけれど印象的な公園です。
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水戸のひっつきむし(2)

2019-10-08 20:28:48 | 水戸

 聖域である寺社やその周辺は、植物にとっても聖域であるようで、公園などとはだいぶ違ったいろいろな植物を見ることができるようです。以下はすべて常照寺とその周辺で見たひっつきむしです。

 

 ダイコンソウ(常照寺池)(撮影9/4) 
 バラ科。根元の葉がアブラナ科のダイコンの葉に似ているので付いた名前だそうです。実のさきがカギ状に曲がっています。

 

ミズタマソウ(常照寺池)(撮影9/4)
 アカバナ科。実の様子を水玉とみたようです。小さな実にびっしりとカギのある毛がついているのだそうです。

 


ヌスビトハギ(常照寺池)(撮影10/5)
 マメ科。花はいかにもマメ科らしいかたちをしていますが、実もそう思えばキヌサヤのような平たい豆に似ているようにも思えます。実の表面に細かいカギが一面に並んでいるそうです。

 


イノコヅチ(常照寺池)(撮影10/5)
 ヒユ科。茎にある節のふくらみがイノシシの子の膝頭に似ているという意味だそうです。ヒナタイノコヅチに対して、これはヒカゲイノコヅチともいわれるそうです。実の根元にある包葉という先の曲がったとげ型の葉がくっつくのだそうです。

 


ノブキ(常照寺北側)(撮影10/8)
 キク科。同じキク科のフキに葉が似ているのでいわれたようです。実にはえた毛からネバネバの液がでてくっつくようです。


水戸のひっつきむし(1)

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水戸の舟(1)

2019-10-07 21:31:48 | 水戸
 
丸木舟(水戸市埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
 縄文時代、大串や千波湖畔・柳崎などに貝塚がありますので、水が内陸まで入ってきていたようです。ですから、舟による漁や運搬は日常的に行われていたのでしょう。昔は木を倒すのも穴をあけるのも大へんな作業だったことでしょう。
 
 
 

東征神社(青柳町2389)
 日本武尊が軍船を乗り捨てたといわれていて、文化3年(1806)の干ばつの時、舟のあるというころを掘ると舟が出てきて大雨が降ったという伝説があるそうです。
 
 
 

舟付橋(千波町)
 桜川への合流点近くの逆川にかかる橋です。このあたりに舟付という小字があったそうですので、かつては実際に舟付場があったのでしょう。坂を上った高台には船付稲荷神社もあります。(後日 舟付という地名は日本武尊伝説から来ているそうです)
 
 
 

一文舟渡跡(川又町)
 涸沼川が那珂川に合流する手前あたりにあった渡し跡のようです。城下町防備のためや、水害多発で大きな橋が少なかったらしい水戸には、このほかにも、たくさんの渡し場があったようです。
 
 
 

雛流し(偕楽園公園吐玉泉下)
 五軒香梅ひな流しと水戸の雛流しとが梅まつりで行われていました。写真はおととしの五軒香梅ひな流しです。
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