ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のバス停(3)

2020-10-21 20:39:48 | 水戸

 少し変わった名前で、小字(こあざ)の地名を使っているバス停のいくつかです。小字が記憶の上で保存されるのに大いに役立つと思いますので、こういう名前のバス停の名前ははなるべく変えないといいなと思います。

 

金山(県道52号線木葉下信号近く)
 「かなやま」と読むようです。木葉下(あぼっけ)町は佐竹氏の時代、金が採掘されていたのでついた小字名なのでしょう。現在も廃鉱の穴が、木葉下信号方面から森林公園にのぼる道の脇にあります。

 

北巡見(国道50号線・駅北中央通り交差点近く 赤塚)
 小字は巡見といいますので、巡見地区の北側にバス停があるのでしょう。

 

釜場(茨城県トラック協会(見川町2440-1)近く)
 釜には全国的には「神(場)」「川の深いところ」「水に関する災害」などいろいろな語源説があるようですが、ここの場合どうなのかはわかりません。

 

大内田(見川3)
 田に関係する地名であるなら、このあたりを見回すと一面平らなので、今は住宅地ですが、かつては田だったのでしょう。

 

出河原(県道174号線 中大野)
 このあたりは、新しい堤防ができると、本当の河原の範囲になってしまうようです。写真左側の直ぐ先が那珂川です。

水戸のバス停(2)

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水戸の蔵棟木にかかれた模様(5)

2020-10-20 19:49:13 | 水戸

 今回は、名字が書かれたらしい棟木で、その名字が比較的少数派のように見えるものを選んでみました。少数派といっても、多分その地域では多い名前なのでしょう。

 

雨谷(あまがい 平須町)
 八角形にした棟木です。名前の彫られた板を棟木にはっているようで、これは新発想のようです。

 

市毛(萱場町)
 棟木に漆喰を塗って、正面に枠をつくって地を低くして、文字部分を盛りあげるというスタイルのようです。

 

大図(おおず 牛伏町)
 漆喰を塗って、正面部の地を黒くして文字と枠を白くして見えやすくしているようです。四方に面を取った、変型八角形をしています。

 

反町(五平町)
 縦に細長い棟木です。ここでは文字と枠を白く、地を黒くしています。遠くでよく分からないのですが、もしかすると、正面の枠は鉄板をはっているのかもしれません。

 

友部(杉崎町)
 棟木の側面は黒い漆喰になっていますので、文字も多分黒だったのでしょうが、はげてしまったようです。上の市毛もそうですが、このようになっているところをときどき見かけます。

 

中庭(河和田)
 棟木の上部を丸くして、下部は直線にして、両側を面取りしていますが、この形が一般的のようです。

 

塙(はなわ 飯富町)
 はなわは、茨城では台地の端(はな)という意味で、塙という漢字は「土」と「高」をあわせた国字だそうです。水戸を歩いているとときどきお目にかかる名字です。

 

細谷(小林町)
 正面の地を黒く文字と枠を白くしています。漆喰は棟木の出ている部分全面にほどこされているようです。この蔵は、なまこ壁になっています。

 

谷津(たにづ 杉崎町)
 ここも上部曲線、下部直線面取りの形です。棟木の下にある窓の軒下には蛙股がついています。

 

矢ノ倉(上国井町)
 八角形に面取りをして、突き出た棟木の前方部に薄く漆喰を塗って、墨で名字を書いているようです。

水戸の蔵棟木にかかれた模様(4)

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水戸の昆虫(9)

2020-10-19 19:48:27 | 水戸

シロシタバ(ヤガ科)
 樹皮にまぎれそうな前翅(ぜんし)ですが、スギの木ではすぐに気づきました。後翅の地は白で、二本の黒い横線があるので、羽を広げるときれいだそうです。武具池(杉崎町)近くで見ました。(撮影8/22)

 

ヒグラシ(セミ科)
 カナカナと鳴く蝉で、カナカナゼミともいわれるそうです。俳句では秋の季語だそうですが、実際にはむしろ夏早くから発生するセミだそうです。これも武具池近くで見ました。(撮影8/22)

 

コバネイナゴ(バッタ科)
 羽の長いハネナガイナゴもいるようでるが、区別は難しいようで、これもコバネイナゴであるとはっきりいえないようです。炒って砂糖醤油をからめるとよい酒の肴になります。下国井町で見ました。(撮影8/24)

 

アオドウガネ(コガネムシ科)
 似ているカナブンの頭は角張っているそうですが、コガネムシの仲間は丸っこいそうです。百樹園(元吉田町2618-1)近くで見かけました。(撮影10/2)

 

ハグロハバチ(ハバチ科)
 一見、チョウかガの幼虫であるイモムシのように見えますが、ハグロハバチというハチの幼虫だそうです。鯉沢緑地(元吉田町642)で見ました。(撮影10/11)

水戸の昆虫(8)

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水戸にある木のコブ(2)

2020-10-18 20:11:54 | 水戸

ケヤキ(有賀神社 有賀町1032)
 神社背後にある桜の幹にあるコブです。たぶん伐採された枝の跡なのでしょうが、手のような面白いかたちをしています。

 

センダン(祇園寺 八幡町11-69)
 高さ2~3m位の所にあるコブで、これは病気なのでしょう。コブからは若い枝や、コケ、ノキシノブがはえているようです。

 

サクラ(五軒小学校 金町3-2-25)
 小学校脇の歩道にあるサクラです。春の満開となったサクラは見ごたえがあります。

 

ユリノキ(百樹園 元吉田町2618-1)
 ユリノキは幹根元の根の部分がよく露出していますが、その根の一部がもりあがってコブになっています。

 

ヤマザクラ(日吉神社 千波町)
 樹齢130年のヤマザクラだそうです。根元がごつごつしたコブ状になっていて、古木の風貌を漂わせています。

水戸にある木のコブ(1)

 

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水戸黄門いろいろ(3)

2020-10-17 18:59:57 | 水戸

 町のあちこちで見たいろいろな水戸黄門です。

 

たかはしソロバン(栄町2-5-10)
 そろばん玉がついた杖を持って、助さん格さんを従えた黄門がいました。

 

別春館(梅酒と酒の資料館 元吉田町338)
 清酒副将軍の四斗樽に、ひげのマスクをしたような黄門が描かれていました。瓶製品のラベルに黄門はいないようです。

 

あさ川(元石川町富士山325-19)
 黄門が飲んだという、ミルクの風味がある白あんがはいった、黄門漫遊という饅頭だそうです。

 

水戸市役所(中央1-4-1)
 ちょっと個性的な木彫の黄門像が飾られていました。

 

弘道館(三の丸1-6-29)
 麗日義公(黄門)という茶碗を持った、森田朝光作の木彫が弘道館にありました。

水戸黄門いろいろ(2)

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