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いつのはなしか? 「ハイソサイエティ」 歯医者は食わねど 高楊枝

2007年12月12日 06時28分23秒 | 未分類
9日のTBS「噂の!東京マガジン」の特集「歯科医は富裕か」を見た。
薄々気づいていたことだが、歯科医の現場も大変なことになっているようだ。
街頭インタビューでは「ハイソサイエティ」という印象があるとされたのに、実は「ワーキングプア」とは。確かに破産や離婚等が目立つのは、気になるところである。
(TBSのHPから抜粋)
「収入激減でワーキングプア続出!?追いつめられる歯科医師」
 全国にある歯科診療所の数は約6万8000、これはコンビニ店の約4万より多い。東京の銀座だけでも数えると92軒もあった。こうした過当競争から歯科医師の平均年収は約800万円、5人に1人が300万円以下だというではないか。東京だけでも今年4月からの半年で437もの歯科診療所が閉院している。
 こうした歯科医が困窮する原因のひとつに過当競争があるのだが、実はそれだけではないという。元来、歯科は医科に比べて診療報酬が低いのだが、昨年4月の改定でさらに引き下げられた。診療報酬は国が定めた点数に従って医療機関が診療報酬明細書(レセプト)を作って請求する。もし問題があれば指導医療官が査定することになる。特に保険と自費の診療が混在する歯科はチェックが厳しいといわれている。今年9月、東京で痛ましい事件が起きた。港区の歯科医が不正請求を疑われて指導医療官から厳しい追及を受け、保険医停止となる監査の直前に自ら命を断ったのだ。これに対し歯科医の団体は緊急集会を開き強く抗議、その指導医療官の罷免を求めている。