弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になって原告になった竹内浩史のどどいつ集

執行停止の 要件緩和 求めていたのは 日弁連

2007年12月23日 18時29分17秒 | 未分類
18日の最高裁決定から。
業務停止処分の執行停止をされたことに不服を申し立てた日弁連の抗告を全員一致で棄却。
面白いのは、弁護士出身の田原裁判官の補足意見。
日弁連の意見で行政事件訴訟法を改正して、執行停止の要件を緩和したのに、何を言っているのか?という厳しい指摘。
(決定要旨)
弁護士に対する業務停止3月の懲戒処分による社会的信用の低下,業務上の信頼関係の毀損等の損害が行政事件訴訟法25条2項にいう「重大な損害」に当たるとされた事例