弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

金じゃなければ 銀でも同じ だから銅でも いいですよ

2008年08月19日 18時19分57秒 | 未分類
北京五輪レスリング男子グレコローマンスタイル84キロ級(14日)の表彰式で、授与された銅メダルをマットに投げつけた選手に対し、失格とメダルはく奪の処分がされた。準決勝の判定への不満が背景にあったという。
ほかにも「金でなければ、銀でも銅でも同じで、どうでもいい」と言う選手は少なくない。
しかし、逆に言えば、銅メダルでも、銀メダルと同等の価値があると胸を張ればいいと思う。
単純なトーナメント方式では、全勝優勝者(金メダル)が1番強いことだけは間違いないが、決勝の敗者(銀メダル)が2番目に強いとは限らない。また、準決勝の敗者同士による3位決定戦の勝者(銅メダル)が3番目に強いとも限らない。
例えば、2番目に強い選手が1回戦で金メダル選手に敗れていた可能性も十分考えられるからである。
そこで、卓球でも独自の3位決定戦システムを実施しているのだが、かえって、銀メダルよりも銅メダルを取る方が難しいと言われているくらいである。