最初は善意から
最初は相手を気づかう
善意から
気が付くと
僕は鎖で繋がれていた
先の見えないどこ迄も続く鎖
薄暗い闇に
出口を予感させないトンネル
そこへ私は鎖の導くまま
いや、
鎖に足を取られ、
ものすごい勢いで吸い込まれている
僕の足を鎖に繋いだもの
それは僕自身の善意
でも直後に気付いた
あまりにも重い存在
逃げられないと知った時
出てきた相手への怒り
しかしそれは直後
自分の善意へ向かう
強烈な批判と化す
「何故気安くあんな契約をした!」
自分自身を殴るのは良くない
が怒りはなんのガードも無い
自分へ
そうだ、相手は悪くない
オレがダメだったんだ。
ダメージを受けた僕の心
突如足にかかっていたはずの
巨大な鎖は僕の首に巻き付く・・・
助けて!
これじゃ死ぬ・・・
この状況じゃ自分は
それほどもたないってことを
知ってる
僕を部屋に帰して
そうだよ
部屋で僕に2日間くれ・・・
僕は斧を持ってる
小さい時から大事に磨いてきた斧
それをふりかざせば
もしくはこの首の鎖も断ち切れるのかも
知れぬ
こんな理不尽な
吸い込まれ方ってないよ
問答無用に僕を闇へ葬る気か?
先を見通す僕の目を潰し
広く開いた耳を潰し
真実のみを伝える舌を抜き
何よりも私の魂を握り潰す気か?
そうして萎えた私を
おまえは奴隷としてつかうのか
最初は相手を気づかう
善意から
気が付くと
僕は鎖で繋がれていた
先の見えないどこ迄も続く鎖
薄暗い闇に
出口を予感させないトンネル
そこへ私は鎖の導くまま
いや、
鎖に足を取られ、
ものすごい勢いで吸い込まれている
僕の足を鎖に繋いだもの
それは僕自身の善意
でも直後に気付いた
あまりにも重い存在
逃げられないと知った時
出てきた相手への怒り
しかしそれは直後
自分の善意へ向かう
強烈な批判と化す
「何故気安くあんな契約をした!」
自分自身を殴るのは良くない
が怒りはなんのガードも無い
自分へ
そうだ、相手は悪くない
オレがダメだったんだ。
ダメージを受けた僕の心
突如足にかかっていたはずの
巨大な鎖は僕の首に巻き付く・・・
助けて!
これじゃ死ぬ・・・
この状況じゃ自分は
それほどもたないってことを
知ってる
僕を部屋に帰して
そうだよ
部屋で僕に2日間くれ・・・
僕は斧を持ってる
小さい時から大事に磨いてきた斧
それをふりかざせば
もしくはこの首の鎖も断ち切れるのかも
知れぬ
こんな理不尽な
吸い込まれ方ってないよ
問答無用に僕を闇へ葬る気か?
先を見通す僕の目を潰し
広く開いた耳を潰し
真実のみを伝える舌を抜き
何よりも私の魂を握り潰す気か?
そうして萎えた私を
おまえは奴隷としてつかうのか