妻がいる病院は面会が午後七時までだから
私は急いで仕事をきりあげ、車にのりこんだ。
9月の中旬が出産の予定であったが
もしかすると今週末に産まれるかもしれない。
もうすぐ私は
親となるのだ。
色々な思い湧いてくる。
短い面会時間が終わり
妻を残して病院を後にする。
それにしても暑い夏だ。
いくら私の家が崖の上にあっても
こう暑くてはやっていられない。
明日、冷房をとりつけよう。
車を置き
夕飯を何にしようか考える。
ひとまず、歩いて山を下りよう。
ラーメンを食べようと決めた
が、そのラーメン屋は休みだった。
サイゼリアにしよう。
赤ワインにサラダ、イカ、ディアボラハンバーグ。
胃に叩き込むように食べた。
向かいに座っていた老人二人組のざれごとを聞きながらの
夕食であった。
食後、まだ満たされず
駅のちかくまで歩き
ドーナツを二つ買った。
さてと。
帰り道。
これには音楽が必要だな。
リュックからCDを取り出し
選ぶ。
the Bandのビッグピンク。
ほろ酔いであるせいか
音量はかなり上がっていた。
音楽が流れ始め
ポンデリングをかじる。
そして歩く。
ゆずがうたったながいながい下り坂
ゆっくりゆっくりくだってく
僕はのぼってく。
ほろ酔いで。
ドーナツかじりながら。
父さん、
僕は、スターにはなれませんでした。
大金を手にすることはできなかった。
あなたをずっとこけにしてきたけど
今はあなたの会社にしがみついている男です。
それでも僕は幸せなんです。
足りてしまった。
申し訳ないが、そのレースからは脱落しました。
よっているから
こんな文が浮かぶのか。
出産が近づき吹っ切れたのかな。
もう、おっさんだ。
ほとんどどうでもいい。
ふう、さて
2年以上前に妹にあてた文章、
このブログにはのせずにずっときたけど
今、のせてみよう。
なぜだがそんな気分なんだ・・・。
とも
結婚、おめでとう。
今日の式、すごくよかったよ。式では特になにも話さなかったので
このブログでお兄ちゃんが思ったことうとう。
お前がこのブログ読まないの知ってるけどね
でも実際、そこにいると思ってはなそう。
しかも公表してるけどね。
一昨日の夜、
ウェルカムボードの似顔絵をかいてて
思った。幸せな顔だなって
宮ちゃんもおまえも。
ともの顔なんかいたずらでしか書かなかったから
いつもへんな顔しか書かなかったから
だから二人でいるとこの幸せな顔を描きながらね
いいなって思ったよ
おまえがいままで、自信をつけたりとか
なんか調子のってるとき
お兄ちゃんはおまえをやっつけましたね
絶えず、底辺を忘れるなってことをずっと
言ってきた気がする
底辺にいろって言ったりもした
寝る前にずっと話してきたことは
まとめるとそういうことだったの
幸せなんかくそだって
楽しくなくていいとか
だからおまえの小、中、高校生活は
暗黒だったかもしれない
絶えず終末思想を唱えてたからね
よこで
でもお兄ちゃんが間違っていました。
今日、おまえに教わりました 無言で
おまえが正しいです
最後にじっくり話した夜
あれは電車の中か。
3、年くらい前かな
そこでみやちゃんと結婚したいっていったんだよね
ばかじゃねーのみたいに言っちゃったけど
でもね今日、ともはすごいと思いました。
ずっときめてたんだね。
おまえの大学時代が楽しかったのは
宮ちゃんのおかげだったんだな
今日あってみて思ったけど
宮ちゃんの両親ものすごくいい人で
大好きな人たちだった
のんちゃんとマーちゃんの挨拶で
実は泣きそうになった
石田先生とか宮ちゃんの上司とか
みんなが出すムード、暖かかった
それはおまえたちがみんなから好かれてたからだね
ほんとに 人間っていいんだねってね
みんなのあたたかい眼差しをどうやって否定しよう
おまえたちを思うみんなの気持ちをどうけなそう
できるわけない
する意味ない
お兄ちゃんのどんな知識をあつめても
降参です。負けた。
でおまえはきれいだった。
んん。
もう寝よう。
お兄ちゃんはもう寝るよ。
静かな家で。
旅行たのしんでね、安全を祈ってる
このブログ上で祈ってるよ
じゃあね
私は急いで仕事をきりあげ、車にのりこんだ。
9月の中旬が出産の予定であったが
もしかすると今週末に産まれるかもしれない。
もうすぐ私は
親となるのだ。
色々な思い湧いてくる。
短い面会時間が終わり
妻を残して病院を後にする。
それにしても暑い夏だ。
いくら私の家が崖の上にあっても
こう暑くてはやっていられない。
明日、冷房をとりつけよう。
車を置き
夕飯を何にしようか考える。
ひとまず、歩いて山を下りよう。
ラーメンを食べようと決めた
が、そのラーメン屋は休みだった。
サイゼリアにしよう。
赤ワインにサラダ、イカ、ディアボラハンバーグ。
胃に叩き込むように食べた。
向かいに座っていた老人二人組のざれごとを聞きながらの
夕食であった。
食後、まだ満たされず
駅のちかくまで歩き
ドーナツを二つ買った。
さてと。
帰り道。
これには音楽が必要だな。
リュックからCDを取り出し
選ぶ。
the Bandのビッグピンク。
ほろ酔いであるせいか
音量はかなり上がっていた。
音楽が流れ始め
ポンデリングをかじる。
そして歩く。
ゆずがうたったながいながい下り坂
ゆっくりゆっくりくだってく
僕はのぼってく。
ほろ酔いで。
ドーナツかじりながら。
父さん、
僕は、スターにはなれませんでした。
大金を手にすることはできなかった。
あなたをずっとこけにしてきたけど
今はあなたの会社にしがみついている男です。
それでも僕は幸せなんです。
足りてしまった。
申し訳ないが、そのレースからは脱落しました。
よっているから
こんな文が浮かぶのか。
出産が近づき吹っ切れたのかな。
もう、おっさんだ。
ほとんどどうでもいい。
ふう、さて
2年以上前に妹にあてた文章、
このブログにはのせずにずっときたけど
今、のせてみよう。
なぜだがそんな気分なんだ・・・。
とも
結婚、おめでとう。
今日の式、すごくよかったよ。式では特になにも話さなかったので
このブログでお兄ちゃんが思ったことうとう。
お前がこのブログ読まないの知ってるけどね
でも実際、そこにいると思ってはなそう。
しかも公表してるけどね。
一昨日の夜、
ウェルカムボードの似顔絵をかいてて
思った。幸せな顔だなって
宮ちゃんもおまえも。
ともの顔なんかいたずらでしか書かなかったから
いつもへんな顔しか書かなかったから
だから二人でいるとこの幸せな顔を描きながらね
いいなって思ったよ
おまえがいままで、自信をつけたりとか
なんか調子のってるとき
お兄ちゃんはおまえをやっつけましたね
絶えず、底辺を忘れるなってことをずっと
言ってきた気がする
底辺にいろって言ったりもした
寝る前にずっと話してきたことは
まとめるとそういうことだったの
幸せなんかくそだって
楽しくなくていいとか
だからおまえの小、中、高校生活は
暗黒だったかもしれない
絶えず終末思想を唱えてたからね
よこで
でもお兄ちゃんが間違っていました。
今日、おまえに教わりました 無言で
おまえが正しいです
最後にじっくり話した夜
あれは電車の中か。
3、年くらい前かな
そこでみやちゃんと結婚したいっていったんだよね
ばかじゃねーのみたいに言っちゃったけど
でもね今日、ともはすごいと思いました。
ずっときめてたんだね。
おまえの大学時代が楽しかったのは
宮ちゃんのおかげだったんだな
今日あってみて思ったけど
宮ちゃんの両親ものすごくいい人で
大好きな人たちだった
のんちゃんとマーちゃんの挨拶で
実は泣きそうになった
石田先生とか宮ちゃんの上司とか
みんなが出すムード、暖かかった
それはおまえたちがみんなから好かれてたからだね
ほんとに 人間っていいんだねってね
みんなのあたたかい眼差しをどうやって否定しよう
おまえたちを思うみんなの気持ちをどうけなそう
できるわけない
する意味ない
お兄ちゃんのどんな知識をあつめても
降参です。負けた。
でおまえはきれいだった。
んん。
もう寝よう。
お兄ちゃんはもう寝るよ。
静かな家で。
旅行たのしんでね、安全を祈ってる
このブログ上で祈ってるよ
じゃあね