「旅に出るのじゃ」
「未来を信じて、ポピポピよ」
おお、神様！
分かりました。私は旅にでます。
私はポピポピです。
おお、道が続いている。
ここを歩いて旅をしよう
ウハハハ
ウハハハ
ウハハハ
おお、道が溶けている。
溶けた道が私の靴を溶かしていく
ウハハハ
ウハハハ
ウハハハ
おお、道が溶けて消えてしまった
私はどこへ向かえばいいのだろう
「未来を信じて、ポピポピよ」
おお、神様！
分かりました。私は旅にでます。
私はポピポピです。
おお、道が続いている。
ここを歩いて旅をしよう
ウハハハ
ウハハハ
ウハハハ
おお、道が溶けている。
溶けた道が私の靴を溶かしていく
ウハハハ
ウハハハ
ウハハハ
おお、道が溶けて消えてしまった
私はどこへ向かえばいいのだろう
ああどうすればいいだろう
うん？
なんか聞こえるぞ、あっちへ進もう
ウハハハ
ウハハハ
ウハハハ
「占い、いかがすか！」
「占い、いかがすか！」
「いまなら１０プピーで私の著書、手相占い上級編、がなんとおまけで着いてきますよ」
おお！ここでもしかしたら向かうべき方向がわかるかも。本は要らないけどやってみるか。
占い師：「だれあなた？靴持ってないの？」
勇者：「実は溶けてしまったんです」
占い師：「..........」
勇者：「あのー占ってもらえませんか？」
占い師 「...........」
勇者：「お願いします」
占い師：「１０プピー持ってるのか？」
勇者：「はい」
占い師：「先払いね」
勇者：「あ、はい」
（ジャラジャラ）
勇者：「お願いします」
占い師：「座って」
勇者：「はい」
（占い師、目を瞑る）
勇者：「..........」
（占い師、目を開ける）
勇者：「..........」
（占い師、また目を瞑る）
勇者：「..........」
（占い師、目を開ける）
占い師：「で、今日は、なんの相談だ？」
勇者：「あ、はい。実は道が消えてしまって、どこへ向かえばいいかわからなくなってしまったんです」
（占い師、勇者をにらみつける）
占い師：「なるほど、あなた職業は何？」
勇者：「一応、勇者です」
占い師：「..........」
（占い師、勇者をにらみつける）
（勇者、目をそらす）
占い師：「南へ進みなさい、２，３日歩けばボーク村があるそこへ行けば道が開けるだろう」
勇者：「手相はみなくていいんですか？」
（占い師、勇者をにらみつける）
勇者：「本当ですか？」
（占い師、勇者をにらみつける）
勇者：「ありがとうございました」
（勇者立ち上がる）
占い師：「まて！この本を持って行け」
勇者：「..........」
占い師：「ボーク村で売れるかもしれないぞ」
勇者：「はい、では失礼します」
占い師：「いってらっしゃい」
ポピポピは在るかわからないボーク村へ売れるかわからない本をもってあるきだした。
ここがポーク村か・・・
ぬおっ！
「そこはポーク村ではない」
おお神様！
そうでしたか、違うのですね
もっと違うポーク村なのですね
「行け、勇者よ」
はい
ウハハハ
ウハハハ
ウハハハ
おお、あれこそまさに
ポーク村に違いない
「違う」
おお、神様！
そうでしたか！違いましたか
どうやら私にはポーク村を
探す力がないようです
もう訳が分からなくなりました
「それでも勇者か！」
「おぬし！」
ドドドーン！
おおお、神様
お許し下さい・・・
旅を続けさせて下さい・・・
命を奪わないで下さい・・・
うううう
うううう
うううう
あれこそポーク村か
そうなんですね！
ついにたどり着いたのですね！
そこを行く老人よ
私は勇者だ。
一晩の宿をお願いしたい
ん？
言葉が通じんようだ
ポーク村では
困った
「もうそこには用はない」
おお、神様！
そうなのですね！
ポーク村を目指すことに意味があったと
私が愚かでした
しかし、この本を売りたいのですが・・・
私が愚かでした
ただ、そろそろ私の体も疲弊
したので宿くらいは・・・
私が愚かでした
歩こう
また適当に
村を見つけてあるこう
とりあえずそれがこの旅なのだ・・・