だから何のための文か。

2010-11-12 | イラスト

正論、正論

そんなもので溢れている。

正しいものと、誤っているもの。

その見分け。

あるいは、もっと大きな美意識

理念だとか。

心情だとか。


どうでもいいのに。


そんなもので溢れている。


そこらじゅう、溢れているよ。


すくってもすくっても


こんこんと湧き出てくる。


やかましさもここまでくると


岩にしみいるセミの声・・・


静けさや・・・


ものすごく正しいこと言ってたりして


なんか摩擦ゼロな世界。


流暢な敬語で正論。


摩擦ゼロ。オール・ゼロ。


信念に燃える勇気ある行動。


それがもたらす賛否両論の嵐。


嵐。


嵐。


で結局「静けさや~・・・」


ゼロ。


オール、ゼロ。


なんでもないんですよね。


なーんでも、ないんですよ。


ゼロ世界ですからね。


だから、どうでもいいんですよ。


誰もいないから


なにもない。


ないんだって、ことを伝えたい、


訳でもない。


なにもないんだから。


この文も何でもない。


否定も肯定もない。


ないものだから見えないし


わからない。


「無」について説くなんかの説法、聴いたことあるな・・・


説くだけバカなんだよね。


無、とかいってなんか無駄にかっこいいよね。で、バカ。


禅、バカだよね。今にして思うと。


虚空をにらむ、か。


達磨大師、


オール・ゼロをどう思う。


普通に暮らしているのに


壁と向き合っているようだ。


壁すらないのに


なにも見えん。


なにも聞こえん。


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