正論、正論
そんなもので溢れている。
正しいものと、誤っているもの。
その見分け。
あるいは、もっと大きな美意識
理念だとか。
心情だとか。
どうでもいいのに。
そんなもので溢れている。
そこらじゅう、溢れているよ。
すくってもすくっても
こんこんと湧き出てくる。
やかましさもここまでくると
岩にしみいるセミの声・・・
静けさや・・・
ものすごく正しいこと言ってたりして
なんか摩擦ゼロな世界。
流暢な敬語で正論。
摩擦ゼロ。オール・ゼロ。
信念に燃える勇気ある行動。
それがもたらす賛否両論の嵐。
嵐。
嵐。
で結局「静けさや~・・・」
ゼロ。
オール、ゼロ。
なんでもないんですよね。
なーんでも、ないんですよ。
ゼロ世界ですからね。
だから、どうでもいいんですよ。
誰もいないから
なにもない。
ないんだって、ことを伝えたい、
訳でもない。
なにもないんだから。
この文も何でもない。
否定も肯定もない。
ないものだから見えないし
わからない。
「無」について説くなんかの説法、聴いたことあるな・・・
説くだけバカなんだよね。
無、とかいってなんか無駄にかっこいいよね。で、バカ。
禅、バカだよね。今にして思うと。
虚空をにらむ、か。
達磨大師、
オール・ゼロをどう思う。
普通に暮らしているのに
壁と向き合っているようだ。
壁すらないのに
なにも見えん。
なにも聞こえん。
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