私は喫茶店で友人と会話していた
久しぶりに会うその人との間で
いろいろな話が出ては消え
消えては出ていく
話はやがて最近の僕をとりまく
状況へと進んでいった
自然とそうなってしまったのだ
誰にも悪気はない
当然僕だって話たいはずがない
会話はやがて僕の状況へ
質問の連続へ
僕はオーダーしていたアイスコーヒー
を待ちながら
この話題が終わってくれることを願った
そうなのだ
最悪なのだよ
分かったかい
一通りの状況を伝えた
もういいではないか
こんな話は
苦痛はもう沢山だ
今くらい楽しい会話を・・・
しかしそこから始まったのは
悪い状況打開のアドバイスだった
そこまでの会話であれば
苦痛だけであったのだが
以降の私の心への接触は・・・
この現状を打開する術は無い・・・
いや、
あるにはあるが
そこには現状維持以上の勇気が
必要なのだ
前向きな助言を続けてくれる君
そう
その通り
僕もそう思う
でもそれをしないのは僕が
怠惰だからなんだよ・・・
再び自分への強烈な攻撃が
何度も打ち付けて
ボロボロの部分に
また強烈な一発が
もう止めてくれ
僕はその話題を
いや
この会話を
今日の再会を
二人の友情を
終わらしてしまおうかと考えていた
僕の心は
それ程迄に潤いを欠いているのだ
申し訳ない