退院してからも大変なんです。
お顔のお口で例えると、下唇を全部縫ってます。
お薬を指で塗り込むと、お裁縫の糸目がわかります。
腫れて痛いのです。
もちろん、痛み止め、腫れ止めのお薬も飲んでいてもです。
苦行は続きます。
それは「ウンチの時間」です。
やわらかなバナナを作るため、下剤の量や食事内容に注意を払います。
でも、なかなか良い物はできません。
うっー
と力を入れると、ボタボタ出血します。
お尻の穴も、腫れと縫合のため今は心持ち狭くなっているような気がします。
怖くて力が入れられません。
それでも出るものは出ます。
鼻からスイカとはいいませんが、鼻からテニスボールです。
温めるのが良いので、お風呂は1日3回から4回。
パンツはナプキン二枚重ね。
5枚でローテーション。
タオルの洗濯はパーマ屋さん並み。
バイトは休業。
出血は個人差がありますが、10日から2週間かかると事前に聞いています。
ここで今回の結紮切除手術について少しご説明
⼿術では、肛門の中だけではなく、肛⾨の外側、つまり⽪膚の部分の両⽅に傷⼝を残します。どうしてかというと、肛⾨の中は便が通過するので汚れやすいところです。肛⾨内の傷に便が、たまってしまうと炎症を起こし、傷の周辺が腫れて、潰瘍状となって治りにくい傷となってしまいます。そのため、排便の際に肛門の中の傷に便が滞らないように、外側の⽪膚に傷を作る、つまり汚物が滞らないように出⼝を創っておくのです。すなわち肛門の外側の傷は、肛⾨内の傷を早く治すために下⽔道の役割を果たすのです。
この傷の管理が術後のポイントになります。傷のためには、肛⾨に負担をかけるような激しい運動はよくありません。
⼤切なのは、肛⾨の外側の傷を清潔に保つこと、そしてきちんとした排便習慣を⾝につけることです。
理想的な傷の治りはまず肛⾨の中の傷が治り、そのあと外側の傷が治ることです。⽪膚側が先に治ると下⽔道がつまってしまうことになり、中の傷が治りにくくなります。傷⼝が完全に治るまでには⼿術してから約1カ⽉を要します。しかし傷が治ってもつっぱった感じなどの違和感はしばらく残ります。弾⼒性が出て本来の肛⾨のようになるには数カ⽉かかります。
と言うことで、痔核の大きさや場所の違いがら、前回(2014)、前々回(2007)の手術と方法が異なり、術後が大変なんです。
そして1週間、術後診察の日がきました。
綺麗になってます。今は痛かったり出血したりしますが、もうしばらくするとちゃんと治ります。
お言葉、ありがたく頂戴しました。
次回診察は二週間後です。
その頃には自転車解禁かも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます