(12:00)参道です。
時刻はちょうど12時になりました。
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(12:06)標識がありました。
追分感井坊へ34分とあります。
「え~!さっき30分と出ていたはずだけれど・・・」
「まだ34分も先~!」
戻ってよく見たら約3~4分と書かれていました。
びっくりしました
この後、しばらく歩いて行くと、上の方で話し声が聞こえました。
若い女性が二人で降りて来ました。
きっと登りはロープウェーで上がり、下りだけ歩いて来たのだと思います。
今日初めて出会った人達でした。
「追分はもうすぐです」と教えてくれました。
余裕が出来たら、紅葉が特別綺麗に見えました。
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木漏れ日の太陽です。
まるでダイヤのように輝いてみえました。
(12:15)やっと追分にある感井坊(かんせいぼう)が見えました!
ここまで下の駐車場から約3時間かかりました。
思ったより時間がかかってしまいました・・・
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追分から富士山が見えました
少し望遠で撮ってみました。
ここで富士山が見えるとは思わなかったので、感激しました
(12:16)ここが感井坊(かんせいぼう)です。
誰も住んでいないようです。
荒れていますが、以前は人が泊まったりしたのだと思います。
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説明がありました。
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案内の紙が貼ってありました。
写真の左奥を進むと赤沢宿に行くそうです。
昔は七面山に登るのには、身延山の奥の院にお参りしてからこの追分を通って赤沢宿に泊まり、七面山に登ったのだと思います。
もう10年くらい前になりますが、私たち夫婦が初めて七面山に登った時、(ここからではなくて角瀬からですが)一人のおばあさんに行きあいました。
角瀬地図
年は86才だそうで、一人で白装束で登っていました。
年も年ですから、とてもゆっくりゆっくりと杖を突いて登っていました。
七面山を登るのは意外と大変です。
当時今より若かった私でさえ、ハァ~ハァ~と息を切らしながら登りました・・・
あまりにも驚いたので、いろいろお聞きしてみました。
おばあさんは、身延山の奥の院から赤沢宿に来て泊まり、そこからさらに七面山に登り始めたと笑顔で話してくれました。
本当に熱心な信者さんだったのだと思います
私はとても感動したので、その時の事を新聞の「ひとこと」欄に出してみました。
その記事は何日か経って、新聞に載っていました。
あの時のおばあさんは、この追分を赤沢宿に降りたのだと、今改めて思いました。
そして優しい顔をしたおばあさんの笑顔が、今でも懐かしく思い出されます・・・
(12:31)追分から先は、いよいよ身延山の奥の院を目指して登ります。
向こうに見える山が奥の院でしょうか
木に赤い実がなっているけれど、マユミかな~?
参道はとても広くていい道になりました
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山が綺麗に見えます。
鷹取山の後ろの山まで見えるようになりました。
笊ヶ岳(ざるがたけ)とかその近くの山だと思います。
いよいよ奥の院が近づいて来ると思うと、ルンルン気分になりました
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(12:43)木の間から見える集落は、もしかして赤沢でしょうか
望遠で撮っています。
こんなに綺麗に紅葉したモミジがありました。
このモミジは上とは違う色に紅葉し始めていました。
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身延山(西ルート)登山⑤に続きます。