「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

御所篭で「色紙点前」を

2011年08月19日 | お茶三昧

研究会を二日行ったお蔭で、
今月の平日の稽古は少しゆったりとできます。

というわけで、ちょっと時間のかかる「色紙点前」を楽しむことにしました。


   御所篭で『色紙点前』

茶箱の六点前の中では一番複雑ですが、
やってみてはとても優雅な気分がして、楽しいお点前です。
女性の感想は、
「お姫様のおままごとみたいですね」
男性は、
「小さくて手が入りません・・紐がむすべません。」

確かに、この小さな篭や、箱に、
お点前どうぐ一式が詰まっているのですから、
一つ一つが小さくなるのは仕方がないですね。

でも、反対に小柄な女性には、
「とどきません!」
というお点前もありますから、おあいこです。

茶箱のお点前をしているといつも思うのは、
何時かは自分好みの茶箱をプロデュースしてみたいなということです。

玉手箱のような箱をまず見つけて、
その中に、大好きなお茶碗を入れる。
仕服の裂地にこだわって、振り出しは何を見立てましょうか・・
そんな風に考えると、ゆっくりと時間を取って、
掘り出し物や宝探しの旅に出たいなと思ってしまいます。

今は目先の事に追われてだめですが。
それに自分の好きなものは何かは分かるけれど、
物を見る目はまだまだ自信がありません。
せっかくですもの、自分でも納得のいくものを仕上げたいです。

茶箱は本当に玉手箱。
たくさんの道具がみるみる飛び出してきて、
最後にはさっと煙を吸い込むがごとく納まってしまうのですから。




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