
去年の12月に一輪咲いた侘助です。
今年はまだつぼみも小さく、あとひと月でひらくかどうか・・。
同じように重ねる年ですが、
同じように過ぎていくとは限らないですね。
喜びごとは何度でも、
でも悲しいことはなくともよいのにと思います。
「淡交会から古希のお祝いが届きました!」
お稽古にいらした方からそんな報告がありました。
「あらぁよかったですね。何かしら」
もうすぐ頂く方のために、ここでは内緒にしておきましょうね。
家族も、周りの人も、
「お祝いごとをするとよくない」とか言って、
誰もお祝いをしてくれないと言っていたその方は、
思わぬご褒美に嬉しそうでした。
気が付いてくださる方がいるだけでも嬉しいものですね。
それが順番に決まっている「会」という組織からの物でも。
地域の自治体からも節目の年にはお祝いが届きますね。
これはもう少し高齢にならないと気がついてもらえないようですが。
なんと100歳で100万円なんていうところもあるそうな。
これもまだ100歳がまれであるからなのでしょう。
我々がもし頑張って100歳まで生きても、
きっと人数が多すぎで、そんな制度はもう打ち切りでしょう。
若い時はみんなで国を支えて頑張ってきたのになあ。
自分たちの番が回ってくると、楽しみにしていたこともなくなるのです。
えっ・・100歳まで生きるつもりですかって?
先が長すぎて、まだ決心がつきませんよ。
今日、稽古の時、
「若い人にお稽古をしているときとてもうれしそうでしたね。」
そんな風に言われました。
お稽古はいつも楽しいけれど、
これからの芽を育てているときは、なおさら力が入るようです。
元気の源がいつもそばにあるから…もしかしたら・・歳もね。
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