チベットのお香です。
チベットの医学や宇宙観の基本となっている「五大元素」の考え方を、
お香として調整したものだそうです。
「地・水・火・風・空」の五つの香りが一つ一つ包まれていました。
稽古の後の静かになった時に、早速一日の終わりの瞑想タイムを持ちました。
まずは「風」を試してみました。
「悩みや迷いを楽にし、揺らぎを防ぐことで、心のバランスを取り戻す」
とありましたが、悩みは今のところそれほどでもありませんが、
迷いや揺らぎは常にですから、効果あると期待して。
昨日その迷いから、馬鹿なことをしてしまい、
落ち込むというか、もう"私ってバカ!バカ!バカ!"という状態でしたから。
幸いにもそれは一件落着して、ホッとしているところなのです。
本当に贅沢な時間ですね。
こんな時間が持てれば、ストレスなど消えてしまいますね。
偶然にも、今週はお稽古で「聞香」をしています。
先日七事式の「仙遊の式」で伽羅を聞かせていただいたので、
皆さんにも聞香の作法を復習していただくことにしました。
稽古では伽羅の様な一級品は聴くことができませんが、
そのうちとっておきの時には用意しますね。
茶室は、耳も、鼻も研ぎ澄まして座る空間。
どちらも衰えたらどうしましょうという声もありました。
衰えないように、日々感性を磨かなくては。