ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

再訪・・・・・・・山百合咲くふるさと・・・・・・・・(2/3)

2009-07-25 | Weblog


国道を横切り

貫見(ぬくみ)を通り抜け

いよいよ黒森に



黒森は戸数7~8戸の

極々小さなだ


ここでも人影を見る事はなかった



を過ぎて すぐの畑で

薄紫色のキキョウの花

が 咲いていた



去年 道端で初めて見た

大きな山百合が

今年も見事に咲いていた




山百合は花が咲くまで

およそ5年程かかり

そして年毎に花数を増して行くとあった


花数を数えてみたら

三本共15ヶの花をつけていた


この山百合の花齢は およそ二十歳・・・・・・・・・・・・・・・

人間で言うと青年あるいは乙女そのものであろう・・・・


山百合の花の特徴は 黄色い筋と赤い斑点

甘く野生的な芳香を放ち 近寄ると衣服に香りが付着する程強烈だ 


軽トラで通りかかった地元のおっさんと山百合のツーショット

山百合の花は大きいもので25cmほど 背丈はおっさんを越えている



山百合の写真を撮っていたら

人懐っこそうな顔をした地元のおっさんが

軽トラで通りかかった

彼は

「何をしている・・・・・・・・・・」のかと

わざわざ車を停めて降りて来た


こんな山奥まで

山百合の写真を撮りに来るとは・・・・・・・・・

と珍しがられ 歓迎された


ついでに

「じゃ~ 俺も一緒に撮ってくれ」

と 言って

さっさと山百合の脇に立って

ポーズを取った


後で考えたのだが

その時 私も写真を撮ってもらえばよかったと

後悔した


そうそう・・・・・・・・・

地元のおっさん

みんな俺が管理していると自慢げに言っていた


そして この辺では

どの家を見ても分るように

屋敷内には植えないしきたり

があるといった


理由を尋ねたら

百合の花は葬式の時に死者に手向ける仏花

だから と教えてくれた















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く