ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

ヤブカンゾウ(藪萱草)

2009-07-12 | Weblog


毎日の散歩コース

線路沿いの道


長い汽笛を残し

SLが走った線路


あれから

はや1ヶ月が過ぎようとしている


夏のこの時期


道路と線路の間には

夏草が生い茂り

一面

深い藪に変わってしまった


その藪の中

今年も鮮やかなオレンジ色をした

ヤブカンゾウが咲き始めた


先週までは

ひどい藪が邪魔をして

ヤブカンゾウの姿を

見つけることが出来なかった



丁度1週間前の日曜日の早朝

部落総出で

道路沿いの下刈りをした


もちろん私も眠い目をこすりながら

参加した


下刈りのお陰で

これまでより少し見通しが良くなって

線路の向う側に咲く

ヤブカンゾウの花が

よく見えるようになった





この花は

忘れ草とも言う


この美しい花に見惚れていると

何もかも全てを

忘れてしまうらしい・・・・・・・・・・・・・・


あぁ~・・・・・ぁ

そんな重宝なものが

本当にあったなら

人生

こんな苦労もせずに済むのだが・・・・・・

と つい思ってしまう







この花は

たった1日だけの

はかない寿命を持って生まれて来た

一日花 だ


今月七日

勝野洋とキャシー中島の愛娘 

勝野七奈美が

29歳の若さで亡くなった


肺がんだった


彼女もまた

太く 短く 美しく

持って生まれた

はかない寿命を

全うし

一人

旅立って行ってしまったのだろう・・・・・・・・・・・・か




ヤブカンゾウの花と葉を

少し家に持ち帰って

飾ってみた


やはり

ヤブカンゾウの花は

夏の日差しの藪の中

群生して咲く姿が

一番似合っているようだ 


家の中に綺麗に飾っても

どこか

落ち着きのない

よそよそしさがある




立葵  2009/7/12 PM3時頃

同上


とうとう一番上の花が

咲き始めた


去年

同じこの立葵の花の

一番上の花が咲いたのは

梅雨明けと同じ頃だったのだが・・・・・・・


今年は

花の上る時期が

いつもより少し早めのようだ・・・・・・・・・・


それとも

梅雨明け もう間近・・・・・・・・・・なのかも

雨降り

2009-07-09 | Weblog

雨降りの今日の寒河江市内の様子 2009/7/9 AM11時半頃

同上


この所 ず~と雨降りの日が続いている


只今 梅雨真っ只中

家中湿気だらけで 気持ち悪ぅ~


こんな天気が続くのも仕方ないかぁ~・・・・・・・・・

と 半ば諦め


それにしても

今年は例年になく雨が多そうだ

梅雨明けまであと僅か


こんな日は外では何も出来そうもない

しばし

落ち着いた気分で

本を読んだり・・・・・・・・

ゆっくり一日を過ごす事にしよう




一昨日の七夕の夜

孫が突然遊びに来て 泊まっていった


保育所で

自分が作ったという

七夕飾りを

わざわざ見せに来たのだった





早速 部屋に飾って見た


とっても上手な絵だね

と 先生に褒められたという


なるほど・・・・・・・・?

と 感心させられた


上手に描けたね!!!

と 私も褒めてあげた


孫はニコニコ

とても嬉しそうな顔をした


しかし

 今年の七夕の夜は

近くで 稲妻が走り

大きな雷鳴が轟く

荒れた天気になってしまった


孫は恐ろしくて

母親にじっと

しがみついていた


七夕の日に降る雨

を 催涙雨(さいるいう)という


水かさの増した天の川を

渡れずに

切なくて流す 悲しみの涙

だとしたら


せめてこの日ばかりは


シトシトと 音も立てず

もっとやさしく降っても

よさそうな気がした

シロタエギク(白妙菊)

2009-07-01 | Weblog

シロタエギク・サルビア

同上・ヤブラン


去年の秋 

冬の寄せ植えに 

なんとなく植えた

シロタエギク

の 黄色い花が

満開となった


吹雪の中

ひとり

じっと寒さに耐えて来た


何本かは

雪の重みで折れたりしながらも

長い冬を越した


シルバー色のギザギザした

切込みの深い葉を

今も楽しませてくれている



でも なぜか

花にはあまり人気がない



花より蕾のほうが人気がある・・・・・・・・?


それでも

手前の紫色のサルビアと並んで

今日も元気に

玄関先で

我が身を咲き誇っている



寒河江市内 2009/7/1 PM1時頃


今日から七月

今年もあっと言う間に

半分が過ぎてしまった


あれやこれやと

まるでもぐら叩きの如き

難問・奇問の続出・・・・・・・・・・の毎日

かと思えば

信じられない程の珍問(これが一番厄介者)まで登場して来た

いずれは解決せねば・・・・・・・

アァ~あ どうしよう・・・・・・・・?

まだまだ若いという証拠だろうか・・・?



いったい いつになったら

我が身に平穏無事

な日々が訪れてくれる事やら・・・・・・・・・・・


先が少しでも見通せるようになる余裕など

暫らくご無沙汰しそうな毎日である


シロタエギクの花のように

長く厳しい冬を耐えてこそ

玄関先で

何食わぬ顔をして

花を咲かせることが出来るのかもしれない


だとすれば

まだまだ自分自身の

人生の修行が足らないのかも・・・・・・・



夕方犬を連れて散歩に出掛けた


今日の最高気温は20℃

7月だというのに 

あまりの寒さに

居間の暖房を入れた


JR左沢線高松駅前 PM5時頃


駅前まできたら

間もなく到着する下り列車の

迎えの車でなんとなくざわついていた





乗客は白シャツ姿の

男女の高校生ばかし・・・・・・・・・・


ふと列車通学した頃の

高校生時代の自分の姿を

思い出してしまった


アノ頃は

毎日が

訳もなく楽しかったなァ~・・・・



駅前を過ぎて

線路沿いの道を歩いていたら

大きなひまわりの花が

咲いていた


私の中の季節感は

この所

少々狂っているらしくて

ひまわりの花は

もっと真夏の炎天下に

咲いていたような気がしてならなかった



東 奥羽山脈の山並みの裾に

低く垂れ込める雲


当分の間

こんな梅雨空が続きそうだ