先日、令和元年度行政書士試験の結果が発表されました。独学一発は難しいかなと諦めていましたが・・・なんと、合格!あきらめずに受験してよかった~。ということで、昨年11月12日の記事と重複する部分もありますが、改めて振り返りを。
まず昨年1月に過去問とテキストを一冊ずつ準備しました。↓これです。
法改正もあるのでテキストは最新版を。過去問はなるべく新しいのがいいですが、問題はWebで公開されているので、なるべくお金をかけずリーズナブルなものをメルカリでゲットしました。テキストを斜め読みし、過去問を解きながら不明なところを読み込んでいくのですが、持ち歩くには厚いので自分で分冊。綴代をカッターで切り離し、テープを貼ったり、ボロボロになるので表紙を付けてみたり、適当に工夫しました。ただ、テキストは最後尾に索引があるので、分冊すると不便なこともありました。
テキストだけではなく、ユーチューブなどの動画サイトの講義も活用しました。これがなかなか便利。最初に活用したのはクレアールの動画サイトhttps://youtu.be/HdDVhk7Fsdo。クレアールは有料もありますが、無料提供だけでも結構な量が提供されています。期間限定だったのかもしれませんが、1ヶ月限定の民法・無料視聴講座も全講座受講・・・杉田講師のイマイチなギャグ?も気に入りました。
そしてもう一つは、独学応援のコチラの講座 https://youtu.be/HZCYLb93KEQ 。ちょっとした空き時間に視聴するのにちょうどいい長さ(10分~15分程度)でわかりやすくテーマを絞ってくれているので自分の気になるものを選択しやすいです。
その他、活用したのはコレ↓
「あてる・・・」はFPを受けた時も活用したので個人的に評価は高いです。これは「あてる」なので最新版を確保するのがお薦めです。最後の一ヶ月は答えを覚えてしまうくらい回しました。そして、最後まで手付かずだった「40字記述式」、配点が高いので捨てるわけにはいかない、けれど、なかなか取り組みづらい部分だと思います。これもなるべくリーズナブルに2017年版の問題集をゲットし「出来るだけ」取り組みました。結局は一通りできたかできなかったか、のレベルでしたが、イメトレにはなったかと。「重要判例集」はWebではなく移動時間などに紙で読みこむのもいいかな、と思ったのですが、予想以上に活用できませんでした。結局は記載されていることだけでは背景が十分ではなくWebで情報を収集することの方が多かったです。この判例集は個人的にはいらなかった、という結論です。
また、試験の時間配分を体に叩き込むために、サイトから過去問5年分をダウンロードして時間を計って3~4回ずつ回しました。過去問題集で解いたことのある問題が多く、考える時間が短くて済むので、その分差し引いて考えなければならないので大体試験時間の1/2を目指しました。順番に問題を解くことと、あとどのくらいの量を解かなければならないのか、を意識することで本番のイメトレができたと思います。この訓練のせいもあったのか、本番でも時間が足りなくなることはありませんでした。
結果は合格。なんと記述式が60点中46点と上出来です。今回、1問救済措置が取られたので、4点棚ぼたがありますが、まあまあギリギリではなく合格できたことに自分ながら驚いているところです。独学一発合格は可能なことが証明できましたので、今年取り組む方の参考になれば幸いです。