早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

ジューンベリーのジャム 作りました! ~大人の味~

2023-06-26 | 食・ワイン

先日収穫祭を迎えたジューンベリー、今年はそのまま食べずにジャムにしてみることにしました。一番収穫できた日の量+αで400グラムくらい。

大体、この30%の砂糖を入れるようですが、甘すぎないように砂糖は100グラムにしました。

砂糖をまぶした状態で放置↓

2,3時間でなじんできましたが、これは10分くらい放置というレシピもあれば一晩放置するとよりよい、という人もいるので、適当でよい気がします。

この後、鍋に入れて煮詰めます↓。少しずつジューンベリーからも水分が出てきますが焦げないように弱火で、今回は粒をつぶしながら煮詰めました。

少し粒が残っていますが、まあいいや、という適当さ↓。最後にレモン汁を大匙2くらい加えて1分くらいで火を止めました。

種が気になるので、なめらかな口当たりにするためには裏ごしをするようですが、面倒くさいし、粒々感があってもいいかなということで裏ごしはせずにこれで出来上がり。最近色んな保存食を作っているので瓶が足りなくなってきました、ので、半分はタッパーに。

ヨーグルトにかけてみました↓。コチジャンのように見えますが(そう見えるのは私だけ?)、ジューンベリージャムです。

確かに、ちょっと種が気になりましたが、結構美味。砂糖を加えているのに、生で食べるときよりも酸っぱさが出ている気がします。ヨーグルト用に粒をそのまま砂糖煮にしているレシピもありましたので、そちらの方が種は気にならないのかもしれません。生の時は気にならない種が火を通すと気になるのは何故なんでしょうね。

鳥に負けずにもう一回まとめて収穫出来たら、砂糖煮にしてみようと思います。

#今回の作業、あまり手間や時間がかからず、正解があるようなないような適当さ加減が私好みです。


初夏の収穫祭 ~いちご・さくらんぼ・ジューンベリー~

2023-06-22 | 食・ワイン

梅雨入りして、その名の通り「梅仕事」を終えたところですが、その横では赤い果物が収穫の時期を迎えています。ジューンベリーは例年よりも1週間くらい早く収穫期になっていて、毎日、カワラヒワやヒヨドリが様子見にやってきます。そして、もちろん、熟れた粒から食べているのは間違いありません。私が収穫しようとすると、いい色の粒は大体かじられた跡が。このままではなくなってしまう、ということで、在宅のある日、鳥に負けずに・・・収穫しているそばから私に気づかないヒヨドリに「届かないところはあげるから、下の方は私にちょうだい」と話しかけながら・・・収穫しました。

これで、300グラムくらいあります。ちなみに、ジューンベリーはこんな風になっています↓。この写真は熟れていない粒ですが、花の咲く時期から実がなって、そして紅葉まで楽しませてくれる樹木です。

いちごは摘果していないので小粒ですが、新鮮なのでヘタが生き生きしています。

実はジューンベリーの方がいちごよりも甘い、気がします。そのままスプーンですくって頬張るとなんとも美味しいのですが、今年はジャムにしてみようかなあ、と考え中です。


今年の梅仕事 ~甘露煮~

2023-06-16 | 食・ワイン

東京から移植した我が家の梅、東京では瀕死の状態で植木屋さんから「移植しても根が付くか分からない」と言われていたのに、信州のいい空気の中で元気に生きています。実も10個なればいい方だったのに(どんだけならないんでしょう)今年は100個以上なってくれてびっくり。もう少ししてからと思っていましたが、一個、二個と落ち始めたので収穫することにしました。

そして、今年は昨年失敗した甘露煮に再挑戦。昨年は失敗してジャムになりました。。。皮が破れないようにゆっくり温める(というか、熱くしすぎない)というのがポイントだと信じて、さっそくスタート。

まず、皮に穴をあけていきます。待ち針を箸に張り付けてやると一気に穴があけられるということで実践。このほかに新品の剣山で開けるというレシピもありました。↓こんな感じで無数に穴をあけます。何か所、とか書いているレシピもありましたが、全体にまんべんなく開けた方がよいのではないかと思ってがんばりました。

↓こんな感じ

そして、ヘタをとる作業↓ 竹串でやった方がいいらしいです(金属はNGという話)

↓ポロっと取れると気持ちいいです

そして、水に3時間くらいつけてあくを抜く。最初にやった方がいいのか穴をあけてやった方がいいのか?色んなレシピがあったので、穴をあける前後で何時間かつけておきました。

そしてお湯であくを抜く段階。ここで温めすぎないことが重要。50度くらいまでじんわり温めてお湯を捨て、また水から温めるという作業。温度計をさしつつ、鍋に手を入れて梅をころころしながらやります。温度計がなくても50度超えると手を入れていられなくなるんじゃないかと思います。

前回の失敗があったので、梅の半量で試験をしてからうまくいってから残り全部もやりました。なんとか3回のあく抜きを無事終了。次は砂糖で煮詰める段階ですが、こちらも熱くしすぎると割れます。砂糖と水と梅を入れて弱火でじわじわ・・・一応100度にならなければ割れないと書いている人がいたので、こちらも時々温度を見ながら、そして梅の様子を見ながらやりました。

また灰汁をとりながら1回目の砂糖(全量の1/2)が融けてしまったら、ガーゼで落し蓋をして、その上にまた次の砂糖(全量の1/4)を加えてことこと。

3回目の砂糖まで入れて、それが融けてしまう頃が頃合いでしょうか。私の場合は40分くらい煮込んでいました。1個割れ始めたらやめるといい、とのレシピがあったので、それに従ってみましたが、温度は90度くらいだったので「割れる温度」の目安として100度を超えない、というのは正しいのではないかと思いました。そして・・・

ふっくらして美味しそう!まだ梅の味の方がつよいのですが、このままシロップにつけておけば、いい感じの大人の甘さになりそうです。大成功~のはず。

そして、流石に100個以上甘露煮というのもなんなので、甘露煮は750グラム分。1キロは梅酒にしました。

持っていた二リットル瓶は現在ラッキョウ成熟中なので、新たに4リットルを購入しました。この瓶、50年前から同じような気がするのですが(少なくとも実家に同じような瓶がありました)もしかして一社独占?というわけではないのでしょうが、古き良き日本を感じます。

おわり

 


葡萄が襲われる季節 ~虫嫌いの方は見ないで~

2023-06-11 | 野鳥・生き物

垣根になるように植えた我が家のシャルドネちゃん。今年は、誘引もうまくいって新梢も順調に育っていました。が、突然、しおれる枝が出てきました。

犯人は・・・コレ↓ 

ブドウトラカミキリの幼虫です。こんなに小さいのに、どんどん新梢を枯らしてしまいます。とにかく見つけ次第、退治するしかないです。今回は1回目にちゃんと見つけられず、枝だけ除去したのですが、それが移動したのか、他の1匹だったのかは?ですが、これ以上いないことを祈るのみ。

ちなみに、このように枯れている枝を見つけたら、その枝が育っている母枝の少し根元に戻る位置で折れやすくなっているところがないか軽く曲げてみると、ちゃんと(爆)折れます、そしてそこに犯人がいます(多分)。

100本も1000本も植えているのならばともかく、我が家のシャルドネは1本!!それがやられると、今年の楽しみはこれで終わってしまうのです。しかも、来年の結果母枝(新梢が育つ枝)もなくなってしまうかも。。。

みんなみんな生きているんだ♪けど、病害虫は嫌い。

つづ・・・かないといいけど。


今年のヤマボウシ ~やっぱり不調~

2023-06-09 | 野鳥・生き物

梅雨入りするころになるとカエルにもよく出会います。そして、日々緑が濃くなって目が痛いくらいです。

さて、2020年に全く咲かず、2021年には満開になったヤマボウシ。今年は・・・とりあえず、咲けないわけじゃないのよ、って申し訳程度の花の数。写真を撮ろうにも咲いてる数が少なすぎて・・・10輪くらいです。私の届く高さで撮れたのは1輪(爆)

ホントに毎年がっかりさせてくれます。ご近所のヤマボウシは今を盛りにと咲いているのに、何故なんでしょう。ちなみに、隣に植えているサトミ(こちらもヤマボウシ)も満開とはいかないです。環境が悪いのでしょうか?いや、満開の年もあったのだからそういうわけでもないのでしょう。花に栄養が行き過ぎて育たないのも困りますが、もう少し咲いてくれてもいいかな、と。そういえば、今年1本のサクランボがこれでもかというくらい花をつけたのですが、そのせいか?葉っぱが出てこなくて心配しています。葉芽を全て花芽に変えたくらいの咲き様だったのが敗因かもしれません。

ちょっとぼけてしまいましたがサトミ↓ 白い花の多い我が家では麗しいピンクです。

スーパーでもらったバラ(アルテシモ)の方がよっぽど元気。肥料喰いの薔薇なのに、肥料をたいしてあげていない状況で10輪以上咲いています。この子、蕾の頃は麗しいのですが、すぐに大きく開いてしまい花もちが悪いのが玉に瑕。

そんな中、今年も美しく満開になっているのはエゴノキ。去年は咲いた直後の大雨で命が短すぎたのですが、今回は昨夜からの雨でもなんとか残りました。数日は楽しみたいところです。

雨上がりの晴天で、また色んな草木が育つシーズンです。

つづく