早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

凍結防止装置があるので安心していたら・・・

2019-01-22 | 信州
先日、菅平高原の最低気温がマイナス23.9度になり、その日の国内最低気温を記録しました。さすがに、今住んでいるところでマイナス20℃にはなったことはないですが、マイナス15℃までは行ってしまいます。こんな寒冷地に住んだことがなかったので、昨シーズン、最初の冬は勝手のわからないことが色々ありました。そもそも、水抜き、というものをしたことがなく・・・というよりも、通常、九州や東京で水抜きの機能のついた立水栓は設置しないので、水抜きという言葉も認識しておらず、そんな機能のある立水栓を見たこともなかったというのが正直なところです。寒冷地以外の地域では「水道管凍結の恐れあり」の予報が出ると毛布で水道をくるまなきゃ、というのが普通のような気がします。九州の実家の町では数年前に水道管凍結&破裂?でしばらく断水していたことがありました。

さて、昨年、そろそろマイナスになろうかという季節に水抜きをしていなかったので建築会社の点検の時に指摘され、ついでに、ホースの中の水が氷るからホースを伸ばしておくか、水を抜いて片付けておいた方がいいですね、とアドバイスを受けました。尤も、真冬に水を撒くこともないのでホースは片付けてしまってよかったわけです。昨シーズンはいつでも使えるようにしていましたが、冬の間全く使わなかったので、今年はしっかり収納してしまいました。

また、家の中は凍結防止のために時々水(というかお湯?)が流れるような仕組みが整っているので、特段気にしなくてもいいのですが、その装置がホットスタンバイしているせいか?冬の電気代の方が夏よりも高くなります。そもそも夏にエアコンを使う必要がないので、夏の電気代が殆どかからないというのもあります。いずれにせよ、その装置のおかげで、数日不在にして部屋の中が零度近くになっても、水道が凍ることはありません。

しかし、去年、数日不在の後、水道が出なかったことがありました。原因は・・・蛇口の先につけている浄水器(クリンスイとかそういった類のものです)の中に残っていた水が凍ってしまったから。確かに、そこまでは家の凍結防止の装置は面倒見てくれません。
それ以来、不在になるときは、浄水器を外して冷蔵庫に入れるようになりました。0度になる部屋の中で一番温かいのは冷蔵庫、というわけです。

浅間山八景 第二番

2019-01-21 | 信州
この季節の浅間山はうっすら雪を被って富士山にも負けていません。もともと富士山が大好きなので、この町から富士山が見えないのがとても残念なのですが、浅間山と八ヶ岳の両方が見えるのでお釣りがくるくらいかもしれません。その浅間山の絶景ポイント、浅間山八景を以前廻ってみましたが、今回はジョギングルートを開拓している中で偶然第二番のポイントを通りました。

まず、ジョギングの話から始めると・・・浅間山のスロープに位置するこの町、走ろうとするとどうしても坂道が主になります。1000メートル道路まで上ると横に(ほぼ)平たく走れますが、そこまでも坂道です。そのうえ、1000メートル道路はうっすら雪が降った後に凍ることもあり、1000メートルですからとにかく寒い。坂道訓練、高地トレーニングをしたい人には絶好のエリアですが、少しゆったりLSDを、と思った時にはもっと平たいところで走りたいなと思います。

ということで、近くを見渡してみると、「佐久平」という平たそうなところがあるではないですか。いつも車で通りすぎますが、延々と続く田んぼもあります。そして、その中にあまり車が通らない、けど畦道ではなく舗装された道路、があるのです。田んぼの中は1キロ以上まっすぐに走ることになりますが、浅間山を眺めながら走れるので結構気持ちいいです。そして、線路の近くに差し掛かった時に、1時間に1本程度のしなの鉄道の列車に偶然出会えると、ちょっと嬉しかったりもします。


あまりに平たくて見晴らしがいいので、風が強いと延々と風と戦わなければならないのが玉に傷ですが、風さえなければ走りやすいのは間違いないのでお薦めです。

燻製に挑戦② スモークサーモン失敗の巻

2019-01-18 | 食・ワイン
そもそも燻製をやってみようと思ったのは、スモークサーモンをつくりたかったから。スモークチーズとスモークチキンの大成功に自信を持った私は、早速スモークサーモンにもトライしてみました。しかし、我が家のタジン鍋は基本的に熱燻対応なので、スモークサーモンのレシピはついていません。というか、冷燻は対象外、と理解しました。しかし、きっと誰かがトライしたことがあるだろう、とググってみると、少ないながらありました。我々が通常見かけるスモークサーモンは生ですが、海外ではホットスモークサーモンというのもあるので熱燻製もあり、のようです。もちろん、少しだけ熱が入ったというレベルではあるようですが。

ひとまず、刺身用のサーモンを購入し、色んな方のレシピを組み合わせながら挑戦してみることにしました。
①ソミュール液につける(ソミュール液とは:塩づけの工程で使用する食塩、調味料、スパイスなどを混ぜた液体です)
分量は 水200cc・塩30g・砂糖15g・白胡椒少々・ローリエ1枚・白ワイン50cc・家にあったスパイス適当
白ワイン以外を煮立て冷めたら白ワインを入れて、液体が完全に冷えた後、サーモンを漬けこんで一晩寝かせました


②塩抜き
水でさっと洗い流し、1時間程度ボールの中で塩抜き


③一日乾燥(風にあてたほうがいい、とか、夏は冷蔵庫の中で、とか工夫した方がいいようですが、この季節だったので寒い室内で放置しました)


④黒胡椒をふって燻製
胡椒はどっちでもよかったのですが気分でふってみました。そして、チーズと同じくらいでどうかな?と5分くらい中火、10分蒸らしたら・・・焼鮭が出来てしまいました!


とってもしょんぼりです。ご飯に合うただのしょっぱい鮭でした(涙)・・・鰹節みたいで美味しかったです。
反省すべきは燻製の段階だけ、のはずですので、次は温めるフェーズを極力短くしてやってみます。成功したら、またブログにアップしたいと思いますが、その日がくるのかは?です。

冬ごもりの楽しみ ~トリの餌台にトリが来た!~

2019-01-16 | 野鳥・生き物
11月の末に設置した餌台、ようやくコンスタントにトリが訪れるようになりました。エサがある季節には人間がつくった餌台に用はなかったのかもしれません。
ただ、餌台に停まるのはシジュウカラとヒヨドリくらいでしょうか。アカゲラやアオゲラ、ウソ、ホオジロなどもやってきますが、まだ停まっているのは見たことがありません。餌はなるべく自然のものがいいんじゃないかと(勝手に考えて)どんぐりをハンマーで割ったものを置いています。時々、クラッカーとかお米とかを置いてみますが、好みはよくわかりません。ヒマワリの種がよさそうなので、今年はヒマワリを育てて次の冬に備えたいと思っています。

また、餌台に一羽停まっていると、一緒にやってきた他のトリは停まらないので、近くに切り株を置いてみたりして、待てる(遊べる?)ようにもしました。切り株も時々つついていたので、その上にもクラッカーを置いてみたら、結構喜んで?食べています。餌を食べるわけではないけれど、時々キジもやってきますので、ぼーっとバードウォッチングをしているのも楽しいです。


先週末、薪割をしていたら薪の中から虫が出てきたので、それを餌台においておいたら、あっという間になくなっていました。食べに来たのも気づきませんでしたが、虫も寒くて逃げだす感じではなかったので、きっとトリが持って行ったのだと思います。ちなみに、シジュウカラは餌をゲットするとすぐに別の安全なところに飛んでいってそこで食べる、ヒヨドリはその場で延々と食べ続ける、という習性があるようです。

これからの季節、まだまだ庭先で遊んで行ってもらいたいので、隣の林でゲラがつついていた枯れ木を拝借して遊園地化してみました。さて、どうなりますか?

燻製に挑戦

2019-01-15 | 食・ワイン
以前からやってみたかったのですが、なかなか手を付けていなかった燻製。タジン鍋を導入してトライしてみました。

結論・・・むっちゃ簡単!鍋がすごく汚れるとか部屋が臭くなるとかいろいろ聞いていたのですが、どちらもクリア。もちろん、換気扇を回しても少しは燻製したな、という香りが残っているのかもしれません。しかし、そもそも燻製を食べたいのだから燻製の香りは嫌いじゃないし、薪ストーブも焚くから多少の煙さも許容しているからか、全く気になりません。(この気になる程度は人によると思います)
また、一回使った鍋は他のことには使えないよ、と言われていたのですが、タジン鍋も燻製用に準備したので多分問題ないでしょう。燻製した後のタジン鍋もそんなにおかしなことにはなってないから「鍋がすごく汚れる」というのがどういうのを指すのかがまだ分かっていないのかもしれません。
つまり、懸念していたことが何も問題なくクリアできてしまったので拍子抜けしているくらいなのですが、ともかく、旨いのです!

まず、最初にトライしたのはスモークチーズ。タジン鍋についてきたレシピの通りにやって(5分中火、5分むらし)蓋をあけたら・・・変化のないチーズがそこに!よく見ると、ホイルを敷いたときは2分長めにと書いてありました。しかし、2分の差で出来なかったのかどうかがわからなかったので、もう一度やり直してみました。過去の10分のことは忘れて・・・7分中火、5分むらし・・の結果、成功!なんともつやつやの美味しそうなスモークチーズの出来上がりでした。スモークチーズは溶けるので片方銀紙をつけたままの方がいい、というネットの書き込みもありましたが、そのままでも溶けず、逆に金網の形が残ることで食べやすくなりました。ただのロッピーがむちゃくちゃ美味しくなって、この週末3回やってしまいました。15分以内で出来てしまうので、食べたくなってから作れる、というところも嬉しいです。冷めてもおいしいですが、もちろん、出来たてが一番美味しいと思いました。
最初に失敗した理由はよくわかりませんが、鍋とスモークチップが温まる時間を余計に見込んだ方がいいのではないか、と思ったので、2回目からは10分中火・5分むらし、でやっています。


このほか、スモークチキンをつくってみましたが、これは事前の仕込みが必要なのでひと手間かかります。砂糖(小さじ1)・塩(大さじ1)・はちみつ(小さじ2)・ブラックペッパーをすりこんで冷蔵庫で一晩寝かせるのですが、このすりこんでいる時に、美味しくなっていく様子が感じられました。調理前に水で塩抜きをして、しっかり水分をふき取ってから中火で5分・弱火で10分・5分むらしで完成。そのあと、焼き目を付けたり調理をするのならば、時間は少し短めでもいいのかもしれません。


本当にやりたかったのはスモークサーモンなのですが、スモークサーモンは冷燻でやらないと、と言われたので、これから勉強です。