早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

野鳥観察日記 ~巣箱乗っ取られた?~

2023-03-31 | 野鳥・生き物

ヤマガラの巣作りは順調でいつ卵を産み始めるのかと期待しているところなのですが、シジュウカラはまだ巣作りをする様子はなく、追いかけっこを続けています。ヤマガラは昼間せっせと巣の材料を運び込んで頑張っています。この巣箱を一時ねぐらにしていたシジュウカラも、流石に巣があれだけ出来てきたら&暖かくなったし、どこか別のところで夜を過ごしているのだろう、と思っていました。が、昨日夕方、シジュウカラが巣箱に入っていきました。

びっくりです。「ヤマガラに怒られるよ~」とつぶやきつつ、ヤマガラは気づいているのか?そもそも、シジュウカラがねぐらにしていたところにヤマガラが巣を作り始めたんだから、どっちもどっちか、と思いつつ(まあどうでもいい話ですが)・・・。確かに、ヤマガラは昼間は巣作りで巣箱を占有していますが、夜になると(多分)ねぐらに帰ってしまいます。シジュウカラは(一応?)昼間は遠慮して巣箱に入ることはありません。少し遠慮してか、夕方巣箱に入る時には念入りに巣箱の周りをチェックしていました。中にヤマガラがいるときに鉢合わせしたら大変です。

ちなみにシジュウカラが入った翌朝のヤマガラはいつもと変わらずやってきて、最初の一回は何か枝のようなものを持ち出していましたが、その後は巣作りに励んでいます。現在もふわふわの材料を運び込んでいるところです。

昨日巣箱に入っていったシジュウカラは、多分この子↓

おそらく力関係からヤマガラの巣を横取りすることはないと思いますが、昼と夜の占有者が違うってちょっと驚きです。まるで私が昼間家を空けている間に誰かが部屋で寝ている、ってことだと思うとちょっと変な感じです。固有の匂いとかしないのでしょうか?もしかしたら持ち出した「枝」がシジュウカラの忘れ物だったのかもしれません。

雛の成長を合わせるために、卵を産んだあと全ての卵を産み終わるまでは抱卵しないらしいのですが、それまではどちらが占有するのでしょうか。ヤマガラが家を空けている限りシジュウカラが住んでしまうのではないかと・・・卵を温めたりしないといいけど・・・余計な心配です。

つづく


夏ミカンの皮でオレンジピール

2023-03-30 | 食・ワイン

サラダに夏ミカンを使った日、皮がもったいないなあ、と思いオレンジピールを作りました。以前作った時、失敗したような記憶があったのですが、作ってみたら簡単すぎて前回も失敗したはずはない、と再確認。備忘も兼ねてアップすることにしました。

本当は皮を剥く段階からきれいに剥くのでしょうが、今回は剥いた後に作ろうと決めたので見た目は気にしない、ということで。まずは白い綿の部分を取り除いていきます。苦みが欲しいときは多めに残していいようですが、今回は割と真面目に取り除きました。

↓スプーンでゴシゴシって感じです。これくらい残しましたが、結論としては大人が食べるのならばもっと残してもいい気がします。

次に水から鍋にかけて1分間沸騰させる→ざるにとって水にさらす→冷めたらまた鍋にかけて、を4回繰り返す。夏ミカンは苦みがあるので、他のオレンジよりもゆでこぼしの回数を多くするのだそうです。

↓4回やるとこのくらいになります。

その後、半日くらい水につけておきます(私は1回しか換えていませんが、何回か水を換えるように、と書いてありました)。

次に適当な(自分が食べたい)大きさに切ります。自分で食べるので見た目は全く気にしていません。この時に重量を測りました。今回は夏みかん2個分で150グラムだったので、色んなレシピを参考にして、水100cc、砂糖45gを鍋に入れて中火で煮込みます。10分~15分くらいで水分がなくなってくるので、そこで更に砂糖30gを入れて更に煮詰めます。焦げないように鍋をゆすりながらやります。私は途中からとろ火でやりました。

水分がなくなったら鍋から取り出して乾かし↓

しばらく置いてグラニュー糖をまぶして出来上がり。グラニュー糖がなかったので割愛しましたが、結構いい出来でした。チーズと合わせてワインの友に。

レシピでは砂糖は皮の6割~7割となっていましたが、甘すぎるのは好みではないので5割にしてみました。が、更に減らしてもよかった気がします。次回はもう少し調整して、更に大人の味にしてみようと思っています。

★追記★ 家族が食べた時の一言「あなたらしく甘味控えめだね」と。やっぱり他人に食べさせるときは甘くないとだめなのか・・・

 

★さらに追記★

後日もっと甘くなくしてみよう、と砂糖の量を皮の4割以下(皮660グラム→砂糖240グラム なので36%)にしてみたのですが・・・やっぱりもっと甘くない方が私好み。次回は30%にして他人に食べてもらう時はグラニュー糖で調整してみよう。砂糖を減らすときは煮込むときの水も減らさないと当然ながら、なかなか煮詰まらない、ということもメモしておかねば。

★一年後(2023/3)に追記★

また夏ミカンのシーズンになったので作ってみました。今回は30%・・・皮600gに対して砂糖180g(水は少なめで300ccにしましたが、もうちょっと少なくてもいいかもしれなかったな)・・・結果、私好みのレベルで十分甘い。家族の感想は聞いていません(笑)


野鳥観察日記 ~ヤマガラ巣作り終盤戦?~

2023-03-28 | 野鳥・生き物

春の陽気に昨年よりも3週間も早く巣作りを始めたヤマガラちゃん。シジュウカラへの縄張り表明だけか、と思っていましたが、ちゃんと進んでいました。見ていると2,3日前から運んでくる材料がふわふわのものに・・・

巣作りの初めの方(土台の方)は少し荒めのものでもいいようですが、卵に直接あたる部分には柔らかい材料を使うようです。あの弱々しい雛に刺さったら大変ですよね。従って、このふわふわの材料を運び始めると巣作りも終盤戦ということです。中を覗いてみると・・・増えましたね~。このベッド気持ちよさそうです。そしてちゃんと卵を産む部分がお椀型になっています。

材料を運び始めた最初の頃、ブルトーザーのようにして均しているのかと思っていましたが、この段階になると何をしたかったのかが分かります。ブルトーザーのようにして周囲に材料を押していくと、自分の体の大きさくらいのお椀ができるのです。↓ここに卵を産むと卵や雛が自分の大きさの範囲に収まる、ということになるのかな、と推測。今年は卵を産むところも目撃したいものです。

ちなみに、もう一つの巣箱ではシジュウカラが入り口のリフォームを開始しました。ちょっと狭かったようで、入り口をコンコンすごい勢いでつついています。キツツキがどこかで木をつついているのか、と思うくらいの音でした。

最初はお腹が邪魔して入れなかったのですが、ようやく入れました。

入った後も中からコンコン。そして出てきたところ・・・オスのようです。

通常、巣作りはメスの役割のようなので、まだオスが営巣できそうなところを見つけてメスに紹介する、という段階なのかもしれません。ヤマガラに比べると大分遅れをとってるような・・・。

つづく


プルーンを種から育ててみる③ ~順調です~

2023-03-24 | 食・ワイン

ここ数日は4月並みの陽気ということで、世の中では桜満開を迎えている中、我が家では「梅」が去年よりも3週間も早く開花しました。鳥の巣作りが前倒しなのもごもっとも、です。そもそもこの梅は東京にいたころから遅咲きで近所の梅が咲いてもなかなか咲かなかったのですが、信州にきて、東京の時よりは元気になって花芽も多くなった気がします。

そんな遅咲きの梅も咲いたのだから、その季節の色んなものが咲いているはず・・・クリスマスローズ、実は1週間くらい前に咲いていました。

フキノトウも・・・これも先週末、天ぷらにして食しました。

ダンコウバイ(檀香梅)・・・これは例年、梅よりも先に咲いていましたが、今年は急に暖かくなったからか?追いつかれた感じです。

そして、標題のプルーン・・・順調に育っています。これはday29、種まきから一か月経過と考えると亀の歩みのような気もします。

プルーンについては種から育てて芽を出すところまではネットに情報があるのですが、何故かその後どうするかの情報がない。さて、どのタイミングでちゃんとした植木鉢に植えようか悩み中です。


野鳥観察日記 ~窓に激突する子たち・・・久しぶり~

2023-03-22 | 野鳥・生き物

春になって縄張り争いと恋の季節になった小鳥たち。激しく追いかけっこするので窓にぶつかるんじゃないかと冷や冷やします。そして、時々ドンっという音がして窓に小鳥の羽がついていることもしばしば。。。それでも、対策をしてからは正面衝突する子は激減し、ここ1年半くらい、悲しい事故は発生していませんでした。

が、先日、また「ドンっ」という音の後、デッキに一羽のシジュウカラがひっくり返っていました。

この子は毎日やってくるレギュラーのシジュウカラちゃん。毎日来ているのに何故方向を見誤って窓に激突した?こんな姿を見ると、もうだめかと思うのですが、過去の経験から復活することを学びました。カワラヒワアトリも、もちろんシジュウカラも息をしている子は復活できます。大きさのせいなのかヒヨドリはお亡くなりになりました。

近づいてみると、声にならないくらいの「ヒーヒー」という小さい声を出しています。脳震盪を起こしたような感じですが、多分大丈夫、と見守ることに。ただ、この状態の時に猫やカラスが来たら万事休すなので周りには要注意です。

↓5分くらいすると、体勢は変わらないものの頭を少し動かすようになりました

↓そして首を回す角度がだんだん大きくなり

↓よっこらしょ

↓起き上がれました

↓起き上がった瞬間にプリっと(笑)・・・一安心、って感じでしょうか。

↓しかし、このあとまだしばらくは座ったまま

↓仲間らしき子が周りをうろうろしますが、まだ心を許していない様子。この縮こまり方からすると、もしかしたら、相棒ではないのかもしれません。

↓それから更に30分ほど経過。随分、目に光が戻ってきました

↓とうとう立ち上がりました

↓30分以上かかりましたが、無事飛び立っていきました。

この子、怖がってその後来なくなるのかな?と思いましたが、何も気にしないのか、毎日元気に餌場にやってきます。また激突しないように、更に窓に貼るテープを増やしておきました。