早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

野鳥観察日記2025 ~雪の日~

2025-02-06 | 野鳥・生き物

久しぶりの大寒波。今年は雪が少なかったので楽していたのですが、東信も積雪となりました。それでも10センチは積もっていないので、日本海側と比べると可愛いものです。雪かきも何ならしなくてもよいかな、というレベル。しかしこのまま氷点下の日々が続くと、融けない、です。

鳥たちにとっては地面が雪で埋め尽くされているので、食べ物を探すのが大変なようです。我が家に来るレギュラーメンバーの餌場には時々ビジターのシジュウカラもやってきます。いつものレギュラーメンバーは3羽くらいなのに、このビジターたちは10羽以上、時々20羽くらいいます。他の縄張りのいくつかの団体がまとめて飛んできているのでしょうか?

その子たちが来た時はもう庭が大騒ぎ状態。慣れていないのでガラスにもぶつかるし、取り合いになってケンカはするしで、大変なことになっています。↓こちらがその風景。これで全てではないですが、デッキの雪の上で動き回った様子がよくわかります。

実は、右下でひっそりホオジロのシマちゃんが餌を食べていたりします。シマちゃんは、この大騒ぎにも動じません。時々、シジュウカラが近寄ると威嚇はします。が、シマちゃんの方が一回り大きいのでシジュウカラは負けを認めていなくなります。

そして、シマちゃんの相棒のシオちゃん(♀)、ちゃんと餌にありついていました。右側がシオちゃん、シマちゃんが追い払おうとするので、シマちゃんから見えないように薪を立てています。一応、これが功を奏しているのだと自画自賛。

 

周りは大騒ぎですが、シマちゃんとシオちゃんが仲良く(?)餌にありついているとほっこりします。


野鳥観察日記2025 ~黒ひまわりの種はお好き?~

2025-02-05 | 野鳥・生き物

我が家の野鳥たち、今シーズンも楽しく餌場にやってきています。常連のシジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、コゲラ、アカゲラに加えて時々エナガちゃん。エナガは団体様なので、来た時は庭が大騒ぎになりますが、餌場には来ないのであっという間にいなくなってしまいます。

その餌場、去年買った大粒のヒマワリの種がなくなってきたので「黒ひまわりの種」というのを購入してみました。少し小さめかと思ってはいたのですが、大粒と比べると小さすぎ・・ほとんどお米並みの小ささ。

これで野鳥たちは満足するのだろうか?と不安になりましたが、レビューを見ると、こちらがお気に入り、とか書いている人もいるし、まあいっか、とあげてみました。ちなみに、黒ひまわりの種は高たんぱく、高脂肪らしく、室内飼育の小鳥とかにはあげちゃダメらしいです。あげたらどうなるんでしょう?太りすぎて病気になる?

↓こちらが黒ひまわりの種の成分表

↓こちらがこれまでの大粒ヒマワリの種の成分表

仰る通り、高たんぱく高脂肪です。このカロリーの差を小鳥たちは感じるのでしょうか?(無理か・・・)

で、餌場に置いてみたら、まず、いつもとの違いを感じたようで、最初は二度見しました。「あれ?なんだか黒いぞ、そして小さいぞ、なんじゃこりゃ?これ違うけど食べていいのかな?大丈夫かな?」って感じ。その動作が可愛いのと面白いのとで、笑っちゃいました。

↓シジュウカラの二度見

↓ヤマガラの二度見・・この時は五度見くらいしました

↓これ大丈夫なの?罠じゃないの?と質問してい(るように見え)るシジュウカラ

余りの小ささに食べ甲斐がないのか、種を割るのが得意なヤマガラは最初のうちは敬遠していた様子。しかし、これ以外にないと分かったのか(または、これが意外に美味しかったのか?)その後はこれまで通り、食べに来るようになりました。シジュウカラはもともと種を割るのがへたくそなので、この大きさの方が食べやすいのかもしれません。

いずれにせよ、しばらくはこれが餌になりますので皆さんよろしくね。

●おまけ● 今年も、ホオジロのシマちゃんとシオちゃんは餌場にやってきていますが、相変わらず雌がやってくると雄が追い払うという意地悪さで困っています。二ヶ所餌場を設けたのですが、雄に気づかれると雌は餌にありつけず、困ったものです。↓独り占めするホオジロ(♂)


避寒実験 ~八丈島3 グルメ~

2025-02-04 | 移住

避寒しに八丈島へいき、「八丈島のきょん」に会って「ザトウクジラ」らしきものも見れた!という話の続きです。

普段、海無し県に住んでいるので、海を見ると気持ちが上がります。島ならではの美味しいものは欠かせません。まずは、郷土料理の島寿司。醤油ベースのたれに漬けたお魚のお寿司で、ワサビの代わりに練りがらしが入っています。お寿司屋さんなどで食べるのが一番でしょうが、スーパーで売っている島寿司でもなかなか美味しい。

↓これは人気の料理屋さんの島寿司。ランチで頂きました。

夜は居酒屋へ。八丈島の焼酎はどれも外さない!右から二番目のジョナリーというのは樽貯蔵酒がブレンドされているからか、焼酎なのにちょっとワイン風で、焼酎が苦手な人にも飲んでもらえそうな感じ。黄八丈はワンランク上、ひと口目でファンになりました。あと、隣の青ヶ島の焼酎も頂きました「青酎」っていうんですね。

そして、くさや・・・くさかった(爆)

もちろん、お刺身も新鮮。下にはやっぱり「あしたば」が。「あしたば」って少し重油系の味がしてクセがあります。これが病みつきになるのでしょうか?

島中どこにでも生えている「あしたば」の天ぷら

帰る日のお昼に、「あしたばうどん」を頂きました。ランチの時間帯には満席になるような人気のお店。開店前から並んでみました。あしたばを練りこんだ手打ち麺でもちもち感ばっちり。魚系の出汁でスープも美味しかった!

あらためて見ても美味しいものだらけじゃないですか。帰ってきたばかりなのに、また行きたくなりました。

避寒実験の結論は・・・台湾とか沖縄ほど「暖かい!」と感じるわけではないです。どちらかというと思ったよりも寒い。でも、夜、外に出ても寒くないのはスゴイ(今、住んでいるところは夜外に出たら5分もたない)。外がそんな温度だから室内の防寒は適当。だから、居酒屋の中でも上着が脱げない(お店にも寄ります)。ホテルでもずっとエアコンをつけてないと寒かった。でも、この季節でも緑豊かで和む。東京からの利便性が高い。

結論、「常春の島 八丈島」サイコー!

あ、最高じゃないことを思い出しました。最後にレンタカーにガソリンをいれたら、リッター212円!長野は日本一高い県と報道されているのですが、それよりもリッター20円も高い!島なので予想はしていましたが、そんなに高いとは。次回はレンタカーではなくて、レンタサイクルにしようかな。。。と、ガソリンが高いのはさておき、行く気満々です。

おわり

 


避寒実験 ~八丈島2 観光~

2025-02-02 | 移住

大寒の季節、避寒実験に八丈島に行きました、の続きです。

八丈島と言えば「きょん」だと我々夫婦は信じて疑わなかったのですが、結構な確率で「それなに?」と聞かれてしまい、逆にびっくり。自分自身、がきデカを読んだことがあるかどうかも?ですが、「死刑」のポーズと「八丈島のきょん」は何故か頭に残っています。小さいころ、どこで刷り込まれたのかは?

ということで、空港に到着したその足で「きょん」を見に行きました。野生なのかと思っていたら、実は現在「きょん」は特定外来生物(涙)で八丈島では八丈植物公園で飼育されているのが全てだそうです(房総半島には動物園から逃げ出したきょんが繁殖して野生化しているらしい)。

八丈植物公園の駐車場から八丈富士を望む↓。到着日は雨模様でしたが、滞在中3回もここに足を運びました(笑)ので、これはお天気のいい日の写真。青空はやっぱりうれしい、植生が南国です。

そして、ビジターセンターで頂いたチラシ。これが、がきデカに出てくる「八丈島のきょんっ!!」

そして、本物はコレ・・・結構可愛くない。でも、きょんに会えてかなり嬉しい。

この植物公園内ではアカコッコという鳥(国の天然記念物に指定されているそうです)が見られる、ということで双眼鏡を借りてみましたが・・・この日は遭遇できませんでした。これは次回の楽しみ取っておきます。

「きょん」との面会を達成したので次は雨の日でも楽しめる温泉巡り。八丈島には坂上の3地区(樫立・中之郷・末吉)に温泉があります。我々はレンタカーを借りていましたが、温泉の料金を計算して、町営バス乗り放題、温泉入り放題の2日券「BU・S・PA(バスパ)」を購入しました。これもスマホを見せて利用するタイプで、温泉の受付の皆さんもすっかり慣れていました。運営側の指導がうまいのか?皆さんが偉いのか?ですが、しまぽと同じく利用がとてもスムーズ。

この季節はザトウクジラが目撃されるようで、見晴らしのよい温泉の露天風呂ではクジラ探しも楽しいです。風の強い日は波が高くて分かりにくいのですが、足湯に入った静かな日には、潮吹きのようなものや尻尾が見えました。双眼鏡を持っていればもっとよく見えたのでしょうが、肉眼ではなかなか厳しい。次回は双眼鏡必携です。

足湯からの眺め↓

↓足湯ではないですが下の方に温泉があります

その他の名所としては、陣屋跡の玉石垣。かつて流人が玉石を運び積み上げたのだそうですが、なかなか美しい。

八丈富士の登山口近くにあるふれあい牧場。なんとものんびりした風景です。夏はジェラートなど販売しているようですが、冬はただただのんびり~

↓南原千畳岩から八丈小島を望む

↓宇喜多秀家公と豪姫の碑

↓登龍峠展望から八丈富士を望む。お天気イマイチですが。

南原千畳岩も歩いて島を一周ドライブしたら、第一弾としての観光は終わった感じ。とてもコンパクトな島でした。三原山と八丈富士にも登るつもりだったのですが、お天気が悪かったので今回は断念。これも次回の楽しみにとっておきます。

つづく ・・・次はグルメ編


避寒実験 ~八丈島~

2025-02-01 | 移住

今年は暖かい、と言っても、このあたりはそれなりに寒い!最低気温は当然マイナスで、最高気温はよくて5度前後。時々間違って10度近くになる日もありますが、やっぱり寒い。わかっていたことなので、薪ストーブでぬくぬくと過ごしてはいるのですが、こんな時にちょっと避寒先があるといいのかな、と去年から避寒実験をしています。昨年は台湾。今年は・・・マイルで行ける(しかも2024年の10月からUAの直行便が飛び始めた)セブ島を予約してみたのだけど、旅番組のセブ島の様子がイマイチだったので、だんだん行きたくなくなってしまいました(笑)。

そこで、方向転換して国内の暖かいとこを探してみることに。もちろん沖縄に行けばいいんだろうけど、もう少し便利なとこはないかな、と。そこで、小笠原とかどうかな?と思ったら、小笠原は船で24時間かかり、ちょっとハードルが高い。んじゃ、八丈島は?と調べてみたら、意外に近いことが判明。八丈島までの交通手段などは調べたこともなかったので、飛行機で1時間以内と知ってびっくり(もちろん船でも行けます)。なんだ、福岡に行くより近いじゃん。

ということで、八丈島へ行ってきました!行く前に見ていた天気予報では、最高気温は大体東京と同じくらい、でも最低気温が意外に高い。東京だと5度以下にもなるけど、八丈島は5度以下にはなかなかならない。大体8度~10度くらいで朝晩の寒暖差が小さい。そして、東京の冬はからっからで天気がよいけど、八丈島は天気が悪い日が多い!これはちょっと残念でしたが、しっとりしてるのは悪くないです。3泊したうちの1日は雨が降ったりやんだりの天気で、他の日も天気予報は晴れでもちょっと曇りがち。そして、風が強い!ジョギングしようと思ってたけど、飛びそうなくらいでした。海に囲まれているのだから、これも仕方がないか。

この季節はオフシーズンのようで(多分)、観光客が少なめで羽田からの飛行機も(平日だからというのもありますが)半分くらいしか埋まっていなくてのんびりした感じ。しかし、天気が安定しないから、欠航も多いらしい。今回は往復とも定時に飛べたので、たまたま問題なかっただけかもしれません。

いずれにせよ、ただ避寒したい我々にとっては、観光客や車も少な目で町が静かで、なかなか満足な滞在でした。2025.3月末までは「しまぽ通貨」というのが使えて(1セット1万円を7000円で購入、一人8セットまで、但し1セットの3000円分は宿泊施設でしか使用できないので「しまぽ通貨」が使える宿に泊まらないと得にならない)これが飲食店やスーパーなど色んなところで使えるので、なかなか便利。いつから実施されているのか分かりませんが(今回は1/22から第2弾発売開始)お店の人も慣れていてスムーズでした。

初・八丈島、いい感じ。

つづく・・次は観光編

#そういえば、去年の台湾もクーポンが大当たりして、お得な旅になったのを思い出しました。