東信も涼しくなって(というか、多少寒い)秋らしくなりましたが、まだ湿度が高いのが難点。早く爽やかな秋になってほしいものです。そんな、収穫の秋、猛暑のため色んな果樹が厳しい収穫の時期を迎えているようで、いつも田舎から送ってくる梨も今年はダメだから送らないよ、と言われてしまいました。そんな中、畑友達からいただいたのが「ポポー」。
「ポポーって知ってる?」
「何ですか?それは正式名称?それとも地域固有の呼び名?」
と、全く知らない果物でした。ググると「バンレイシ科アシミナ属、原産地は北アメリカ東部 幻のフルーツ」とのこと。見た目はこんな感じです。ちょっと南国風の果物ですが、信州で育つようです。
アケビみたいな形でバナナみたいな味、と言われたのですが、確かにその通りです。いただいて冷蔵庫に入れていたらどんどん黒ずんできて、お世辞にも美味しくなさそうな見た目になってきました。スーパーに並んでいても手に取らないかな。完熟するとこういう見た目になるので流通が難しく「幻のフルーツ」と呼ばれるようになったそうですが、剥いてみると・・・柔らかかったので手でも剥けるくらい・・・なんだか美味しそうです。
種が多いのよね、と確かにその通り。しかし、アケビを想像していたので、種がこんなに大きいとは思っていませんでした。
味は、バナナとマンゴーのあいの子みたいな感じでした。ちょっとクセがありますが、ちょこっと食べる珍味?としては楽しいです。冷凍しても美味しそうだったので、種を除いて冷凍してみました。トロトロがサクサクになって美味しいかもしれません。
つづく(かも)