早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

野鳥観察日記 窓に激突する子たち(涙)

2021-07-13 | 野鳥・生き物

雨の季節になり樹木たちは元気、鳥も元気に啼いているのですが、姿は緑の中に隠れて見づらくなって来ました。そして、緑がまぶしいのは人間だけではないようで・・・窓に映った緑を本物と見誤って激突する子が(涙)冬に激突する子は慌てんぼうか、と思っていたのですが、この窓では仕方がないかもしれません。

表紙の写真は窓に映った緑ですが、雨の日でもこのくらい映り込んでいますので、ついつい突っ込んでいく気持ちも分からないではないです。↓下の写真の左側の網戸の部分には緑があまり映りこまないので「こっちに飛んではいけない」と判断できそうですが、窓の方は難しそうです。そもそも網戸の方は網がクッションになるから、ぶつかっても脳震盪は起こさないかも。

↓突っ込んだ子その1。カワラヒワの雛でしょうか?嘴がまだ小さいので別のひなかもしれません。軽傷だったのか、激突直後でも目がしっかりしていて、30分かからずに復活して飛んでいきました。

↓突っ込んだ子その2。カワラヒワの成鳥のようです。2羽でジューンベリーを食べていて、1羽だけが方向を見誤って激突。相当痛かったのか、激突したあと3回転くらいのたうち回っていました。直後は目もうつろ、足も体を支えるのがやっとでアンバランスになっています。

↓夕方だったので復活している間に暗くなってしまいましたが、復活してくるとこのくらい目がぱっちりしてきて、体も起きてきます。そろそろ大丈夫かなあ、暗くなると鳥は飛べるんだろうか、と思ってみていたら、この後(激突から1時間くらいで)ちゃんと飛んでいきました。

激突して脳震盪を起こしても、そっとしておけば1時間くらいで復活できるようです。しかし、復活するまでにカラスや猫に襲われるのが、ちょっと心配。そもそも鳥は、見ている私を「この大きい生き物は怖いのかなあ」と思っているのかもしれませんが、冬になると餌あげてるから大丈夫だろうと信じています。