早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

DIY 壁面マガジンラック

2018-07-18 | 家づくり
ある日、旦那が駅でもらってきたフリーペーパーを抱えて、こういうの置いとくラック欲しいなあ、と。
確かに、過去にもらったフリーペーパーを本棚に立てているのですが、表紙が見えないのでそのうち読まなくなり、そして古くなり、いらないものが増えてきています。今回もらってきたフリーペーパーと同じものの何号も古いやつが本棚に並んでいる状態。
軽井沢駅は元々観光案内のフリーペーパーが色々置いてあるのですが、避暑客の増えるこのシーズン、特に種類も多くなるような気がします。

イメージは表紙を真正面にして置けるマガジンラック。covacoの壁ならばどこでもOKですが、リビングのソファのそばに置いておくと、いつでも手に取れてよさそうです。ついでに、トイレにも作ろうか、そうするとトイレに座った時に読めるし・・・。
大体の位置も決まり、台座に板を付けるとして、倒れてこないようにする支えを何にするか。ネットを見ていると、100円ショップのタオル掛けワイヤーを活用している例があり、これはいいかも、と調達してきました。しかし、タオル掛けだけあって、少し奥行きが広いので本が滑り落ちてきそうです。


そこで、次はカインズホーム。ゴムとかいいんじゃないかなあ、と旦那。手芸用のゴムでいいと思うんだけど、と探していましたが、パジャマのゴムではいまいちカッコ悪い。もう少し色々探してみようと店内をぷらぷらしていたら・・・いいのがありました。バンジーコード。バンジージャンプとの関係はわかりませんが、自転車の荷台に括りつけるようなゴムです。20センチ、40センチ、60センチ、とサイズも色々。色は黒、グレー、赤、緑、青・・・・色合いはあまりおしゃれではなかったので、主張のない黒にしました。出来上がりはこんな感じ。土台の木も薪だなを作った時の余りですが、平たい板よりも角材の方がしっかりしていていい感じです。結局、バンジーゴム代(200円弱)で出来ちゃいました。DIY万歳!



ちなみに、ネットで見ると、黄色とかマリンブルーとかいろいろ色もありそうですし、平型のゴムもあるようですので、次に作るときにはもっとおしゃれにできそうです。


ワイン産地と年間降水量・気温の関係

2018-07-17 | 食・ワイン
 先般の豪雨では数日で1000ミリ近くも降った地域がありました。7月の1ヶ月で降る雨の1.5倍とか言われて、相当の豪雨あることは認識できるのですが、普段の雨ではそれが何ミリぐらいなのか気にしていません。雪と違って流れていくからかな、とも思います。また、土地の広さを東京ドームの何個分とか言われてもピンとこないのと同じで、降っていない時に150ミリの雨というのがピンとこないのかもしれません。
 群馬と長野の県境の峠は雨量が150ミリを超えると通行止めになります、と書かれていますので、大体150ミリくらいになると坂道での車の運転に支障があるくらい降っている雨なのでしょう。それが一気に1000ミリとは、やはりただ事ではなかったということです。

 数日で1000ミリと書いた後だと少なそうに見えますが、日本の年間降水量の平均は1700ミリを超えています。インドネシア、フィリピンには及びませんが、タイを上回る降水量で、平均する意味はないですが世界平均の880ミリの二倍くらいあります。日本の最上位は高知県の3600ミリ、最下位(という言い方が正しいかは?)が長野の900ミリ、その上が岡山、山梨となります。実は、日照時間が長く降水量が少ないことが果樹の適地要件です。そういえば、岡山も山梨も果樹の産地ですね。

 一方日照時間の長い地域は?と言えば、実は上位は高知県が並んでいました。降水量の少ない県では上位に山梨県の市町村が入っています。山梨が昔からブドウの産地であり、ワイン産業も進んでいることがうなずけます。もちろん、気温の日格差も重要で、夜間の気温が低いと呼吸による養分の消耗が少なく多くの養分が蓄積されるのだそうです。
 日格差という点ではもう一つ。通常日中の最高気温は午後2時くらいなのですが、西側に向いた斜面だと日中の最高気温が午後4時くらいになることがあるのだそうです。日が暮れるまで太陽が降り注いで日照時間が長いのはいいけれど、気温が下がり切らないというデメリットも考慮する必要があるということですね。他の農作物でも半日陽があたるのならば午前中に当たる場所に植えた方がいい、と言われますが、これは気温の問題ではなく野菜の光合成が午前中気温が上がるのにつれてより盛んになるからだそうです。

 ちなみに、世界のワイン産地の年間降水量は500~800mm。ボルドーでは約830mm、ブルゴーニュは680mmくらいです。長野の900ミリっていいとこ行ってるな、と思うのですが、実はちょっとからくりがあります。単純に年間降水量で比べるのは間違いで、ブドウの生育期間の降水量が問題となります。日本は梅雨から台風のシーズン、つまりブドウの生育期間の雨が多く、冬は乾燥する気候です。フランスの銘醸地は夏はほとんど雨が降りません。肌がぱさぱさになるくらいカラッとしている一方、日本ではブドウが育つ間、蒸し暑さは最高潮に達しているという状況です。
 そんな気候でも日本人は色々工夫してブドウの生育に最適ではない環境でも美味しいブドウをつくり、そして日本人らしい繊細で高品質なワインをつくるんですね。本当に日本人ってなんて努力家で真面目な人種なんだろう、と日本に生まれたことを誇りに思います。
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最後になりましたが、今回の豪雨で被害に遭われた方々へ心からお見舞い申し上げます。

「終わった人」は終わるずっと前に読むべし

2018-07-12 | 早期リタイア
遅ればせながら、話題作「終わった人」を読んでみました。
主人公は東大法学部卒のエリート、最後は不本意な地位だったけど、それでもそこそこのサラリーマン人生だった設定。もちろんちゃんと63歳まで働いて退職、65までの退職再雇用は断っただけなので、ほぼ満期まで働いたといっていいのだと思うけど、彼は「そこいらのジジババとは違う、まだ第一線で働ける」と信じている人間。その人の定年後の行動・心理を描きつつ、専業主婦だった妻が次の人生のやりがいを見つけ、実現してしまっているという対照的な展開をうまく組み合わせた小説でした。

まず、辞めた年代は違うものの、この主人公が気を付けていたことと同じことを私もやっていました。会社に行かなくてよくなると、別に朝も起きなくてもいいし、朝から酒を飲んでてもいいわけです。ただ、それをやったらただの廃人だなと思ったので、朝はサラリーマン時代と同じく5時に起き、ストレッチをし、テレビも朝ドラまでで終わり。決してそのままワイドショーを延々と見るようなことはしない。大好きなワインもランチから飲んでも誰も文句は言わないのですが、6時・・・つまり終業時間まではアルコールは我慢・・・一回だけ5時半に我慢できずに飲んだ時は「フレックスだ」と自分を正当化していまいました。

違った部分としては、この本の主人公は図書館は老人の行くところだし、散歩も老人のやることだ、と排除していたところでしょうか。しかし、一日は結構長いのは確かです。この自由な時間、最初の1週間くらいは嬉しいのですが、だんだん、この自由時間を持て余し始めます。この時間を如何にうまく活用できるかがリタイア生活を充実させるポイントになるのだと思います。さすがに小説なので、ベンチャーの顧問に迎えられたり、急死した社長を引き継いだり、という展開もあるのですが、それは普通起こらないこと、と切り捨てて読んでしまうか、うまい話のオチはそこにあったか、と反面教師とするのがいいような気がします。

最近、これからどうサラリーマン生活を送るか、または次のステージにどうシフトしていくか、を考え始めた友人には、この「終わった人」を薦めています。早期だろうが満期?だろうが、自分がリタイアした時にどう行動できるか、またはできないか、の参考になるよ、と。私自身は「終わらせた人」なのですが「終わった人」と同様、肩書がなくなった素の自分を人生の次のステージにどういう風に上げていけばいいのか、楽園生活376日目となる今日もまだ悩み中です。

納豆の薄いシートの取り方

2018-07-11 | どうでもいい話
どうでもいい話の中でも、一番といっていいくらいどうでもいい話です。

私は子供のころから納豆は嫌いで食べたことはありませんでした。ただ、成人してお酒を飲み始めて、ある日居酒屋でうずらの卵やネギが入った納豆が出てきて、友人がペーストを変えると食べられるよ、と言って混ぜてくれたら・・・これが美味しかったのです。それ以来、二十何年間も食べなかった分を取り戻すかのように食べています。

働いていたころ、夜遅く帰ってしまった時には、そんな時間にいろいろ食べたらタダのデブになるので、納豆を3パック食べて夕食としたりしていました。あまり他人に言えた話ではありませんが・・・。最近は昼ご飯を家で食べるので、お昼にご飯と味噌汁と納豆、というメニューが定番となりました。納豆は1回に小粒を2パック、ネギ・卵必須、納豆のたれは1パック分です。

納豆の課題はねばねばが色んな所に付きがちなこととゴミが臭くなることです。そんな時、友人が「納豆の上のシートってどうやってとってる?」と聞いてきました。私は普通に剥いでいたのですが、実は真ん中に箸を立てて、そのまま納豆のパックをくるくると回すと真ん中にシートが寄ってきて取れるらしいよ~と。

お、確かに真ん中にシートが寄ってくる・・・が、今のところ、必ず1粒ついてくるので、私はへたくそなようです。ちなみに、箸を立てる時にシートを破ってしまうとうまくいかないので、破らないようにしなければなりません。

なお、納豆は好きだけどゴミが臭くなるのは絶対許せないので、ねばねばの残るゴミはビニール袋に密封してゴミ箱に捨てています。都度ひと手間ですが、このひと手間をやらないと納豆は嫌いになるかもしれません。

薪ストーブのメンテナンス

2018-07-10 | 薪ストーブ

やらなきゃなあ、と思っていた薪ストーブのメンテナンス。初めてなのでストーブ屋さんに来てもらいました。
やり方を教えてもらい、来年からは自分で(旦那が)やる、です。そもそもちょうどメンテの日に私が外出してしまったので旦那のにょろにょろメモで教えてもらいました。

既に灰も処理して見える部分はキレイにしていたので、主には煙突の掃除、です。作業としては、
①ストーブの天板を外す
②屋根に上って煙突のてっぺんを外して掃除

③煙突の上からブラシを挿入して掃除・・・これで煙突の中のごみが落ちてくるようです
④煙突のてっぺんを元に戻す
⑤ストーブに落ちたごみ(煤とか)と灰受けに落ちたゴミを掃除
⑦ストーブの天板を戻す


思ったよりも汚れていなかったようですが、初年度だったのでどのくらい温度をあげればいいかわからず、最初は不完全燃焼が多かったのでその分の汚れはあったようです。私がいなかったのをいいことに「妻がケチであんまり燃やさなかったから」と言ったとか。あながちウソではありませんが。

我が家のストーブ(スキャンサーム)は熱効率がよく温度も上がるので、割と煤はつきにくいんですよ、とは言ってました。今年は購入したものがほとんどだったので広葉樹でしたが、次のシーズンからは針葉樹も混ざってくる予定。特に松はヤニが付くので要注意のようですが、町の貯木場で無料で手に入るのは松が多いのです。使い方を工夫しないと来年は痛い目にあうかもしれません。