早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

菅政権発足後初の国政選挙

2021-04-26 | 時事ネタ

昨日の選挙・・・・菅政権発足後、初の国政選挙ということで注目されていましたが、自民党は3戦全敗(不戦敗含む)という結果となりました。私自身、政治に明るいわけではないですし菅さんが総理として素晴らしいと思っているわけでもないですが、この全敗を菅政権の評価にそのままつなげる報道はどうか、と思ってしまいます。

参院広島選挙区再選挙・・・これ、自民党が勝ったらビックリ!だったのでは?経緯を考えると、ここで自民が勝つはずはない、と思っていました。今回の立候補者の詳細までは調べていませんので、細かいことは?です。

そして、参議院長野選挙区補欠選挙、こちらについては日々見ていましたが、結果は想定の範囲内でした。自分が住むまで気にもしていませんでしたが長野は「羽田王国」のようです。そして弔い合戦を前面に出した羽田氏が圧勝だと思っていました。結果、もちろん羽田氏の勝利でしたが、気になったので、ちょっと数字を見てみました。(元の数字は長野県のホームページを参照、その数字を元に総得票数に対する得票率を計算したのが右の%の数字)

●前回の参議院長野選挙区選出議員選挙(令和元年7月21日)の結果(総得票数 929,620)
国民民主党 羽田雄一郎氏 
 得票数512,462 →55.1%
自由民主党 小松ゆたか氏 
 得票数366,810 →39.5%

●今回の補欠選挙の結果(総得票数 759,166)
立憲民主党 羽田次郎氏   
 得票数415,781 →54.8%
自由民主党 小松ゆたか氏  
 得票数325,826 →42.9%

微妙なところですが、羽田家の得票率は下がり、自民党の得票率が上がっています。これをどう見るかは人それぞれですね。ついでに、意味があるかどうかはさておき、有権者数全体に対する各候補者の得票率を出して、前回と比べてみました。

●前回(有権者数:1744375) 
羽田氏:29.4% 小松氏:21.0%

●今回(有権者数:1732064) 
羽田氏:24.0% 小松氏:18.8%

羽田氏がマイナス5.4ポイント、小松氏がマイナス2.2ポイント。投票率が前回は54.29%、今回は過去最低の44.40%ですので、こういう時は自民の得票数が上がる傾向にあるのかもしれませんが、個人的には小松氏が頑張ったんじゃないか or ほとんど何も変わってない、つまり良きにつけ悪しきにつけ菅政権の影響はうけていない、という印象です。

どうでもいいですが、緊急事態宣言だ選挙だと言ってる間に、我が家のジューンベリーがようやく開花し現在3分咲きくらいです。


今年はキノコ、やってみます

2021-04-02 | 信州

先日、町の公民館主催のきのこ栽培教室に行ってきました。旦那が行くつもりで申し込んだのですが、予想通り都合がつかず代打です。キノコということで高齢の男性が多いのかと思ったら(この時点で性差別だと指摘されそう・・・勝手な思い込みです。思い込みには個人差がありますのでご容赦ください)女性もいるし、春休みとあって子供連れもちらほら・・・年齢性別を問わず人気なようです。一昨年が第1回で昨年はコロナで中止、今年は2回目だそうですが、結構人気で一日に3コマ開催するとのこと。今回の参加費は1,500円で、原木に種駒を打ち込んだものを3本持ち帰れます。

事前知識は全くなく、原木に種駒を打ち込んで日影に立てておけば、今年シイタケが出てくる!と勝手に思っていたのですが、そう簡単ではありませんでした。そもそも、今年生えてこない!(早くて接種二年目の秋以降?)し、ただ立てておけばよいわけではなく、その前に「仮伏せ」という一番重要な作業があるのだそうです。仮伏せとは、接種後に種駒からの発菌と初期まん延を促すためのもので、ホダ木(キノコ菌を接種した原木)を積んで、藁やむしろで覆い乾かないように散水を行います。このあたりは乾燥するので特に注意が必要で、しかも気温が低いから?か(マニュアルには5月くらいまでと書いてあるのですが)梅雨明けくらいまではこの仮伏せが必要とのこと。結構長い道のりです。そもそも、わらとかむしろとかありそうでないし。。。時間があればどこかで調達してきましたが、乾くと元も子もないので結局ホームセンターで買う羽目に。

ひとまず、仮伏せまでの作業の様子をメモしておきます。原木3本と種駒を準備します。今回はシイタケ2本とクリタケ1本でトライすることにしました。原木は大体直径10センチくらいがいいようです。細い方が菌のまわりが速いがその分早くダメになる、長さが1mくらいあるので太いのは重くて扱いづらい。ということで、今回は一回目なので大体直径10センチくらいのと、少し細目のを選択しました。太さによる違いを実感するために、細いのと太いのと一本ずつシイタケをやってみます。ちなみに、慣れている方が、先に扱いやすいのを選択していったので、私には選択の余地はなかったかもしれません。穴をあけるときに節が多かったり、傷があると雑菌が入ったりということも考慮して選ばなければならないのでしょうね。まあ、とにかく↓こんな感じです。

接種する穴をあけるところにチョークで印をつけます。今回は種駒を25個打つので、断面に星印で五等分し、縦に線を引いて5個ずつの印をつけます。横の穴とずらすと、キノコが育った時に込み合わなくていいそうです。ただ、その部分に節があると避けなければいけないので、結局等間隔にもならず、ずらしたつもりが結局隣と同じ高さだったりで、思ったようにはいきませんでした。ちなみにクリタケはあまり大きくないので、ずらさなくても大丈夫だよ、と言われました。尚、接種は桜の咲く前に行うのがベスト、あまり早いと凍るので要注意とのことです。

次にドリルで穴をあけるのですが、シイタケとクリタケの種駒の大きさが違うので、ドリルもその長さと大きさにあったものを使います。これを自宅のドリルでやろうとすると、長さを調整する特殊な部品が必要になりそうです。

↓このように種駒を差し込んで

ハンマーで樹皮部と水平になるまで打ち込みます。

これを自宅へ持ち帰り、一番重要な「仮伏せ」を行います。今、うちの庭で仮伏せして1週間ほどたちましたが、中がどうなっているのかは?乾かないように散水することだけが、私の仕事です。キノコ菌がんばれ!