早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

タジン鍋で温野菜

2020-04-14 | 食・ワイン

燻製を作るために導入したタジン鍋。よく読んでいなかったレシピ集を見ていて、蒸し野菜が気になったので作ってみました。野菜を切って火にかけるだけなので「作って」というのは正しくない表現かもしれません(笑)。

レシピでは、ブロッコリー、カリフラワー、パプリカ、ニンジン、などが挙げられていますが、まあ何でもいいのだと思います。その時期の旬の野菜、スーパーで安かった野菜、あまった野菜でOK。最初はパプリカも入れましたが、パプリカは結構高いのでピーマンでもよし、但し、ピーマンも肉厚の方がいいかもしれません。あとは、最近ずっと安いエリンギ。これもなかなかいいです。野菜だけでは物足りない場合は買い置しているウィンナーを入れるとGood。写真ではウィンナーが一番上にありますが、少し焦げ目をつけてカリっと食べたい場合はウィンナーを下の方に入れるのがお薦めです。

作り方はいたって簡単。野菜を切って、タジン鍋に並べて、蓋をして、中火にかけて(我が家は11分)、火を止めて3~5分蒸らす。火にかけているときに鍋の縁からプチプチと水分が飛び始めたら1分くらいで火を消します。歯ごたえのある野菜がいいか柔らかい方が好きか、また野菜の量によって火にかける時間と止めたあとの蒸らし時間を調整すればよいと思います。蓋は開けてはいけません(と思います)。タジン鍋の個性や中火の火加減によって、出来上がりが違うので、一回目は失敗覚悟で短めにやるのもありです。堅かったら、再び火にかければいいのですから。

ちなみに、野菜から出る水分で蒸しあげるので水は不要。なので、味が濃い!個人的にはニンジンの甘さが引き立つ、と思いました。まだやっていませんが、カボチャとかも美味しいかも。コロナ感染防止のためスーパーに行く回数を減らすために、野菜をまとめ買いしてしまうのですが、余ったらこれで食べちゃえばいいのでフードロスもなく一石二鳥です。

この他、レタスに塩とオリーブオイルをかけて丸ごと蒸す、というレシピもありました。まあ、とにかく何でもあり!タジン鍋ごと食卓に持ってくると、しばらくは冷めない状態で食べることもできるので、ほんわかして幸せ気分です。


新しい常連さん・・・独占欲の強いカワラヒワ

2020-04-13 | 野鳥・生き物

自粛続きの今日この頃、図書館も閉館してるので、一日の中でバードウォッチングをしている時間が長くなってきました。そんな中、最近常連になってきたカワラヒワ。既に、ちょっとメンドクサイ部類となってしまいました。

羽の色も華やかでいいな、と思っていたのですが、顔がちょっと意地悪(これは個人的にそう思うだけで、本人には余計なお世話と言われそうですが)。そして、独占欲が強い。以前は土をツンツンするホオジロのような動きをしていたので、ヒマワリの種には興味がないのかと思いきや、実はヒマワリの種は好物のようです。しかも、シジュウカラは一粒くわえて近くの木に移ってカラを割って食べるのでエサ台を独占しませんが、カワラヒワはその場で延々と食べ始めます。どうもカラをつついて割るというよりも、口の中でコロコロ転がして期用に割るようで枝で種を支える必要がないようです。ということで、エサ台に一回留まると食べつくすまで居座る感じ。しかも、中身だけ食べてカラはエサ台に放置。そりゃそうですね、掃除なんてするはずがない。他のトリが来ようもんならエサ台を死守すべく闘います。

先日、カワラヒワがエサ台を占有しているときに、ホオジロが近づき激しく戦っていました。ホオジロはシジュウカラとも喧嘩したことがなく、いつも黙々と静かに食べていて、温和なタイプかと思っていたので、カワラヒワが悪いのか、ホオジロがカワラヒワに対してだけ敵対心を持っているのかは?です。しかし、その時、ホオジロが食べるようなエサはエサ台にのっていなかったので、どうでもいいけど、ホオジロはカワラヒワの存在が嫌いなのかも(笑)、と思いました。

↑戦っている2羽をしり目に、エサ台でのほほんとしているカワラヒワ。

ともかくも、やることがあんまり可愛くないカワラヒワ。みんなで仲良く分け合ってくれると、庭はパラダイスなのに、こればっかりは個性だから仕方がないです。とりあえず、シジュウカラの餌を総取りされないように、工夫しながらヒマワリの種を提供しているところです。


色んな鳥が通り過ぎる季節

2020-04-02 | 野鳥・生き物

最近、国会中継を観る機会が多いのですが、この人たちが集まって話しているのを真面目に聞いていると、コロナで世界中が大変な時に何やってんだ~と腹立たしくなることが沢山あります。揚げ足を取るだけの質疑はやめてほしいです。個人的には安倍さんは頑張ってると思っていましたが・・どうしたことでしょう?布マスクを2枚全世帯に配布する?一人暮らしも、大家族も、一律2枚ですよね?もう自家製でマスク作ったので今更2枚もらってもあんまり嬉しくないんですけど。しかも、送料が56円(地域限定郵便100グラムの単価)×5000万世帯で28億円!医療崩壊を阻止するために使った方が効果があるんじゃないでしょうかね?そして、安倍さん、いつもマスクしてましたっけ?あのマスク、昔はあれが普通でしたが、鼻を覆うと口がギリギリ入るかどうかという大きさなんですよね?あのマスクをしている安倍さん、ちょっとわざとらしすぎて笑っちゃいました。一旦表明してしまったので無理でしょうが、勇気を出して撤回してほしいものです、今こそ国会で反論すべき、ただ寄り集まってるだけじゃ烏合の衆です。カラスにも失礼ですが。

それはさておき、外出自粛モードの今日この頃、いつもと変わらず野鳥観察に励んでいます。春になったからか、我が家にやってくる鳥も種類が増えてきました(ただ寄り集まってる烏合の衆ではないですよ)。常連さんはシジュウカラ、ホオジロ、ツグミ、コゲラ、アカゲラなどですが、先週末はホントお祭り騒ぎか?というくらい次から次に色んな鳥が訪れました。もしかしたら、最近、近所で木の伐採が進んでいるので住処を追われている鳥たちが流れてきたのかもしれません。

冒頭の写真は「イカル」、個人的には南方系の鳥に見えますが九州以北で見られるようです。蝋の置物のようにつるっとして肌がツヤツヤして見えるので、一回触ってみたいなあ、と思いながら見ています。

そして、ジョウビタキ↓

次はヤマガラ。ジョウビタキと色合いが似ていますが、ジョウビタキは灰色の頭に顔が黒。ヤマガラは顔が白。シジュウカラのネクタイを外してカラー写真にするとヤマガラ、って感じです。ここ数日はヤマガラもジョウビタキも常連さんになっています。

そして、時々、野鳥図鑑では判断できない子もいます。この子↓頭と体のバランスが悪いから、ひよっこなのかもしれませんが、なんだかディズニー映画のキャラクターになりそうな、作り物のような感じです。まだ、誰?なのか判断できていません。

また、新しい鳥が来るのを待ちつつ、手作りの巣箱がシジュウカラに使ってもらえるか、観察を続けます。

 

●おまけ●

ゴジュウカラ。頭を下にして木から下りてくる忍者のような鳥。シジュウカラと違ってちょっと攻撃的な顔をしています。

たぶん、アトリ↓

アオゲラ↓

多分、ベニマシコ↓

シメ↓

ツグミ↓


ようやく梅開花

2020-04-01 | 信州

世間では桜満開のニュースの今日この頃、コロナで花見ができない残念な春になりましたが、今年はぐっと我慢ですね。宴会をやると、確実に気が緩んで、感染拡大は免れないと思います。報道でもありますが、前回の三連休、なんとなく日本人の気が緩んだのを感じました。確実に浮かれそうな春の三連休、東京が外出自粛にならなかったことが、今となっては意外だった気がします。

さて、そんな散りゆく桜を惜しむ季節ですが、我が家ではようやく梅が開花しました!この梅、東京の自宅から移植してきたもの。もともと、そんなに素敵な観賞用の梅でも実が沢山なる梅でもなく、春一番に咲く花木がいいなあ、とホームセンターで適当に買った梅。土壌も悪かったのか?、根回ししてもらおうと植木屋さんに見てもらったところ、とても弱っているので移植には耐えないと言われ、根回しを断られてしまいました。

別の植木屋さんも「かなりの確率で根付かないと思いますが、それでもやりますか?」と。15年も一緒にいたので、やらずに置いていくのは忍びなく「それでもいいのでやってください」とお願いしたのが去年の2月。根回ししてもらった時に、土の上に出ている木の部分が2~3メートルあるのに、土の下(根っこ)は外に出すと転んでしまうくらいの小ささだったので、改めて「根付かないかも」と覚悟しました。それでも当初の予定通り根回しし、一旦土に埋め、信州の土が融けるのを待って3月末に軽トラを借りて自分たちで移植しました。

移植から一年・・・美味しい空気をすったからか?東京の頃と比較にならないくらい花芽が付きました。そして、先週末開花しました!我が家の梅はもともと晩熟のようで、東京でも近所の梅が咲いてもなかなか咲かなかったので、こちらでも同様に遅かった気がします。翌日に季節外れの大雪に見舞われたので、ちょっとビックリでしたが、これから満開を待ちたいと思います。

ちなみに、うちの敷地内で一番に咲いたのは野生の檀香梅。華やかではないですが、春を感じさせてくれる花はウェルカムですね。