燻製を作るために導入したタジン鍋。よく読んでいなかったレシピ集を見ていて、蒸し野菜が気になったので作ってみました。野菜を切って火にかけるだけなので「作って」というのは正しくない表現かもしれません(笑)。
レシピでは、ブロッコリー、カリフラワー、パプリカ、ニンジン、などが挙げられていますが、まあ何でもいいのだと思います。その時期の旬の野菜、スーパーで安かった野菜、あまった野菜でOK。最初はパプリカも入れましたが、パプリカは結構高いのでピーマンでもよし、但し、ピーマンも肉厚の方がいいかもしれません。あとは、最近ずっと安いエリンギ。これもなかなかいいです。野菜だけでは物足りない場合は買い置しているウィンナーを入れるとGood。写真ではウィンナーが一番上にありますが、少し焦げ目をつけてカリっと食べたい場合はウィンナーを下の方に入れるのがお薦めです。
作り方はいたって簡単。野菜を切って、タジン鍋に並べて、蓋をして、中火にかけて(我が家は11分)、火を止めて3~5分蒸らす。火にかけているときに鍋の縁からプチプチと水分が飛び始めたら1分くらいで火を消します。歯ごたえのある野菜がいいか柔らかい方が好きか、また野菜の量によって火にかける時間と止めたあとの蒸らし時間を調整すればよいと思います。蓋は開けてはいけません(と思います)。タジン鍋の個性や中火の火加減によって、出来上がりが違うので、一回目は失敗覚悟で短めにやるのもありです。堅かったら、再び火にかければいいのですから。
ちなみに、野菜から出る水分で蒸しあげるので水は不要。なので、味が濃い!個人的にはニンジンの甘さが引き立つ、と思いました。まだやっていませんが、カボチャとかも美味しいかも。コロナ感染防止のためスーパーに行く回数を減らすために、野菜をまとめ買いしてしまうのですが、余ったらこれで食べちゃえばいいのでフードロスもなく一石二鳥です。
この他、レタスに塩とオリーブオイルをかけて丸ごと蒸す、というレシピもありました。まあ、とにかく何でもあり!タジン鍋ごと食卓に持ってくると、しばらくは冷めない状態で食べることもできるので、ほんわかして幸せ気分です。