早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

免税の範囲

2019-05-13 | 海外旅行

以前は海外旅行といえば免税店、という時代がありました。ハワイに行っても免税店、済州島でも免税店、でした。最近は免税店よりも安く国内で購入できたりするので、免税店で買い物をする、ということはなくなりました。どちらかというと「現地でしか買えないワイン」「現地だと日本よりも安く買えるワイン」の調達にシフトしてきました。

皆さんご存知の通り、アルコールの免税範囲は760mlを3本まで、です。「免税範囲」が3本までなのに、何故か3本までしか買って入国できない、と思っていました。まだツアーで海外旅行に行っていた若かりしころに、3本までですよ~と言われたせいではないかと思います。今思えば、ツアコンさんが税関でみんなをスムーズに免税で通したい、というだけだったのではないかと(爆)

そう「免税範囲」なので、「課税」されれば3本超えても大丈夫なのです。ということで、持てるだけ持って帰ってくるというのが我が家流。ちなみに、機内持ち込み可能なサイズのスーツケース(つまり小型)に6本ずつのワインが入った重さであれば、女性でも持ち上げることが出来ます。スーツケース2つを両手でも大丈夫です。もちろん、ワインはきちんとプチプチでくるんで更に衣類でくるんで保護することを忘れてはいけません。以前、アメリカで2階から落としても割れないという発泡スチロール+段ボールでワインを運べる箱を売っていたので使っていましたが、これだと日本に帰ってきて電車移動するときには不便です。それを使うときは、簡易的なカートを併用する必要があります。ということで、最近はスーツケース2つ/人に落ち着きました。ちなみに、機内持ち込みサイズ以上になると重くて持ち上げられなくなる可能性があります。2倍のスーツケースに12本入れると、男性でも厳しいのではないかと思います。尚、自分の乗る飛行機及びクラスの荷物の重量制限は要チェックです。重量オーバーで追加費用を取られては元も子もありません。

【参考】ボトル1本の重量(ボトルにより多少の差はあると思います)

シャンパンなどのスパークリングワインのボトル:1.7キロ

スティルワインのボトル:1.4キロ

今回の旅では25本のワインを持ち帰りました。税金の計算は税関のホームページに記載されていますが、ワインの場合200円/リットルです。以下のような感じで計算します。

ワインボトル750ml×25本=18750ml

免税分差引 18750ml-760ml×3本×2人=14190ml

→200円×14.19=2838円→端数切捨てで2800円を税関で支払いました。

今回は「課税」のレーンがありましたが、時々帰国した時に免税のレーンしかない時があります。課税です、と言えばきちんと対応してくれますし、大して時間もかかりません。税関を抜けたところに支払窓口があるので、ここの手続きも簡単です。何より、25本で2800円くらいの税金ならば絶対現地購入の勝ちです。あとは、重いけど持ち帰る元気があれば、ということになりますが。尚、税関も免税に慣れすぎているのか、2人なので6本免税なのに、3本(1人分)だけを免税とする計算間違いをされたことがあるので、自分でざっと計算しておくことをお薦めします。


GWは敢えてビジネスクラスで旅をする

2019-05-10 | 海外旅行

令和の10連休。激混みの日本を脱出して3年ぶり2度目(甲子園風)のニュージーランドに行ってきました。利用したのはシンガポール航空のビジネスクラス。GWのビジネスクラスなんて高いでしょ、と言われますが、GWはエコノミークラスもやんなっちゃうくらい高い!だから敢えてリーズナブルなビジネスを探すのがいい、と信じています。搭乗手続き、ラウンジ利用、優先搭乗、荷物も優先的に受け取れる・・・もちろん機内の居住空間も・・・混雑時こそビジネスクラスの発揮しどころです。

海外旅行の目的地はいくつか候補があるので、まずは大体の日程を決めて、その時に一番安いビジネスクラスの航空券を探索します。一番安いと言っても、安全性と一定以上のクォリティは確保できるレベルの航空会社でなければなりません。そして、我が家のマイルのプラスになるようにスターアライアンスであればベストです。もちろん、最悪の場合を考えて、キャンセル料が許容範囲かも確認します。

ポイントは行き先を調整すること。例えば、シャンパーニュに行きたい!と思ったら、パリに入ってTGVで移動する、という方法があります。実は地図をよく見てみると、シャンパーニュから東の方にアルザスという楽しいエリアもあります。もちろん、パリに行きたいのであればパリに入るのでいいのでしょうが、そうでない場合、レンタカーを使ってスイスから移動する、という方法もあります。ちなみに、チューリッヒにはアジアの航空会社も就航しており、タイミングによってはピークシーズンでも比較的安価なビジネスクラスの航空券を購入することができます。参考まで、2016年のGWのキャセイパシフィック香港経由チューリッヒ行が30万円、2014年のGWのタイエアー・バンコク経由チューリッヒ行が35万程度でした。流石に、ANA/JALの直行便はなかなかお目にかかれません。

今回は目的地候補を欧州、ニュージーランド、アメリカのワインカントリー、と広く設定し、一番リーズナブルにチケットの取れるところを選択しました。その結果がシンガポール航空でのクライストチャーチ行(34万)。だからと言って、また来年のGWに同じ値段で取れるとは限りません。以前、欧州に飛んだ時に、エミレーツが一番安かったのですが、その後そんな美味しい話には出会っていません。いずれにせよ、エコノミークラスの価格の跳ね上がる時こそ、ビジネスクラスの使い時だと思っています。

カレンダーを見たら、次の年末年始も普通の会社員は9連休になりそうです。予定はありませんが、試しにシンガポール航空のクライストチャーチへの航空券を見てみました。エコノミークラスの安値が20万~24万、ビジネスの安値は42万~53万、夏の観光シーズンだからか、個人的にはあまりリーズナブル感を感じませんが、他の航空会社で安価なものが出ているのかもしれません。(ちなみに、閑散期だとエコノミー7万、ビジネス25万)時々、格安航空券の検索サイトよりも、航空会社のオフィシャルHPの方が安価な場合があるので、要チェックです。

移動にどのくらい費用をかける気があるか、人それぞれだと思います。しかし、以前は現地の旅が終わると飛行機の移動が苦になっていましたが、ビジネスだと帰りのフライトも映画とか食事とかお酒とか、、、最後まで旅を楽しめるようになったような気がします。

#ビジネスでもファーストでもバンバン行けちゃうんです、というお金持ちの方には関係のない話です。

  


どこで外貨両替していますか?

2019-05-07 | 海外旅行

令和の10連休もあっという間に終わりましたが、我が家がいつも利用する外貨両替手段をご紹介します。

思えば学生時代、まだクレジットカードを学生が持つような時代ではなかったときの旅行は大変でした。ユースホステルに泊って一日観光をして移動して・・・一日1万円は持っておこうと3週間ならば25万を円のトラベラーズチェックにして、トラベラントで購入した腹巻に入れて観光していました。しかもその渡航先がヨーロッパ、当然のように、ユーロなんて夢のような貨幣はなく、行く先々でその国の通貨に両替し、残ったらそれを次の国で両替して・・・計算しなくても目減りしているのが分かるくらいでした。

今ではユーロを持っていればフランスからちょっとドイツに国境を越えても問題なく、そもそも、クレジットカードを持っているので現金もほとんどいらないくらいですが、とにかくユーロは便利です。時々、スイスやイギリスに行くと、うーん不便と思いますが、学生時代の不便さとは雲泥の差です。そもそも、最近では、何度も行きそうな国の通貨は使い切らずに持って帰ってきますので、ちょっとくらいならば両替もせずに旅が終わってしまいます。

さて、今回のニュージーランド、気づいたら前回使い切っていました(もう一回行くと思ってなかったようです)。クレジットカードで済みそうな国ですが、宿泊するアパートメントの支払いが現金限りとなっていたので、現地通貨が必要でした。

現金が必要な時、基本的にはクレジットカードでキャッシングします。詳しくはわかりませんが、ショッピングと同等のレートです。ポイントは帰国して速やかにATMに行って入金してしまうことです。入金が遅れればその分利息が増えると思いますが、今回の場合、4/28にキャッシングし、今日5/7に日本で入金する時点の利息・手数料は300円程度でした。試しに、オンラインの外貨両替サービスのレートで同じ金額(1000NZD)を両替した場合の金額と比較したら、手数料込で9000円程安くなっていました。

ちなみに、以前は現地でキャッシングする際の手数料はなかったのですが、今は手数料がかかります。今回1000NZDに対して3NZDの手数料がかかりました。引き出し額に対して手数料が決まるのか未確認ですが、少なくとも何回にも分けてキャッシングするとその都度かかってしまうので注意が必要です。また、どのクレジットカードでも請求前の入金ができるのかどうかは定かではありませんので、詳細はお手持ちのクレジットカードの仕組みを確認する必要がありますが、利息・手数料を最小限に抑えられるのであればお薦めです。次の海外旅行で試してみてはいかがでしょうか。